真っ向勝負!治療人:おの卓弥のブログ

患者様を見る(診る)時のポイントは9つ。これは「全身性観点」での立位の時ということです。


★★負傷の鑑別診断と


適切なトレーニングフォームの判断美しく、強く、正しい姿勢作りは


同じである。


====================


あなたが、ケガ(怪我)をしてしまった


と、いたします。




おの整骨院にご来院いただいた


と、いたします。



ここで、私:院長 小野卓弥:は、


あなたのケガを診断する為に


最初に、一番目に行なう行動として、


果たして、何を行なうでしょうか???






◆この項では


診断という意味の



≪診る≫


ではなく


単純に、観察という行為を意味する


≪見る≫を使用しています。



===========


1:『どれどれ、大変ですね~~』と言って、痛いところを触る。


2:痛いところを、まずは見る。座って安静にしていただいて、見る。


3:歩行など、全身の動きの様相を見たいので、色々な動きをしてもらう。


4:表情・顔色・反射動作も含めた、無意識の動作を観察する。


その際に、髪の毛の様子や爪色、唇や目の動きも観察する。




~~~~~~~~~~~~~~~~


この様に書くと、だいたい答えが分かってきそうな感じですが


1:は、最低の診断方法の1つです。


触診は、診断方法主要項目の中で


3番目に行なうべき診断。


いきなり触るという行為は


まともな医療機関なら有り得ません。


===================


2:は、正解の様にも思うかもしれませんが


患者様にご来院いただいて


最初に行なうべき行動:ファーストコンタクトとしては


明らかに間違った行動です。


それは



▲患者様の無意識な行動:反射や反応を正確に見ることが難しくなる。



この様な理由からです。



患者様は、医療関係者の目の前に来たり


医療機関に行くという心構えだけでも


緊張してしまうものです。




●構えてしまう






という心理と行動になってしまう。




典型的なものでは



▼白衣性高血圧


というものがあり、病院で、医師の前で血圧を測ると


精神的緊張から血圧が上がってしまうことを言います。



▼仮面高血圧



というものは、この逆のパターンと言えます。




■患者様に、精神的に構えさせることなく診断をしなくてはいけない。



これは


単純に、親しみを持たせて医療機関の敷居を低くすることが目的


だけではないのです。








3:の様に、改めて歩行などの動作を行なっていただくことは


必要で大事な場合が多いですが


患者様にご来院いただいて


最初に行なうべき行動:ファーストコンタクトとしては


明らかに間違いです。



動作検査は、4番目に行なうべき検査。


無駄に痛みを起こす可能性がありますので、



行なうべきか?どうか?



を判断する為にも


診断の手順:見て、聞いて、触って、運動検査:これを守るべきです。



この順番は、絶対に守られるべきことです。






正解は、当然ながら4:です。


これは視診

(診断の中で『見る・観察する』ということを指します)


に関して


専門的に言うと




★★★局所(部分的という意味)症状の前に


全身症状を観察する★★★



という大原則なのです。



表情によって、精神的ダメージと


脳や脊髄反射に対する影響の度合いなどが観察できます。



顔色・唇の色などで、内出血の量を推測できます。


姿勢に関するチェックポイント:9項目を


ご来院時点ですぐに観察することで


どこを庇って(かばって)


2次的に負担をかけている場所なども分かります。



あなたがご存知の整骨院、お医者さんなどが


姿勢に関するチェックポイント9項目


これは立位(立っている状態)ということです。


診断の正しい順番:4項目


こちらの2つをご存知である方なら


その方とは


ずっとお付き合いされた方がよろしいでしょう。






医療では、診断こそがファースト



そこを正確に実行するところと



お付き合いいたしましょう。
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