おの整骨院での『治療例』から:フットボーラーズ・アンクル(サッカーに代表される、足首の激突障害)を元々持っていて、さらに外傷を負った患者様の診断・治療例。
2017年07月15日 07時49分13秒
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サッカー・プレーヤーが来院。
かなりハイ・レベルでの活動をしている20歳代前半の男性。
(事情により所属・写真・個人情報などは非公開で記事を書きます。
ご了承ください。)
人工芝のグランドでのプレー中に
足もとがスリップ(すべった≪滑った≫ということです)
内側に足首をひねり、負傷。
外側に強い痛みあり。
サポーターをして来院したのですが
以前に購入したものを、間に合わせ程度で着けてきたのでした。
歩くのが、見るからに困難なのが分かり、かばっている状態。
松葉杖を持参・使用しているが
高さが適正ではなく、まったく合っていない。
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実は、この選手は整形外科で一度受診し
骨折は無いという診断を、日曜日の緊急外来で下され
おの整骨院に来院したのは火曜日。
負傷して2日経過した状態でした。
ねん挫ですね、とだけ言われた
と、患者様が教えてくれました。
日曜日に負傷して、月曜日に近所の整形外科で、もう1度診断。
痛みが全く変わらない、それどころか、痛みが増している。
それで、おの整骨院にご来院という経緯でした。
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まずは外観を診る(見る)と、全体的に足が大きくなっていました。
ケガしていない方と比べると、明らかに大きくなっている。
色はそれほど変化している印象は無く、
内出血の色味はまったく見えない。
意外に、縦の動き:屈曲(くっきょく:曲げることなのですが
足首は、一般的に言う「伸ばす」の方向が
曲げている方向なのです。ということは
伸ばすことについても、正反対です。)
と、伸展(しんてん:伸ばすこと)が、非常にやりにくい。
そして、外側も痛いが
内側と正面は、もっともっと強く痛い!
ご本人はレントゲンは持っていない:整形外科で、渡すのを拒否された。
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すぐに、提携する整形外科で
レントゲンの再撮影を依頼:撮影角度も、特定してお願いしました。
レントゲンなどの撮影の時は
角度がもの凄く重要なのです。
結果は・・・・
今回の負傷で、いちばんヒドイ場所は
内側なのです。
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重傷ねん挫の場合
かなり高い確率で、内側も痛みます。
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身体が、瞬間的に危険な形で外から力を加えられて
反射的に、もとの態勢に戻そうとする働きを過剰にしてしまって
内側のじん帯も負傷してしまうのです。
★無意識で、瞬間的に筋肉が収縮してしまう作用を
反射と呼びます。
熱いお湯に触っちゃうと
アチッってやりますでしょ。
あれが、反射動作の分かりやすい例です。
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じゃあ、正面の痛みはどうしてなのか??
この選手は、幼少時からサッカーを始め
小・中・高校・大学・その上と
ずっとトップ・レベルでプレーし
身体に過激な負荷をかけ続けていたので
足首正面で、かなり前からトゲ(棘)が出来ていたということです。
しかも、かなり大きい!!
最初の整形外科では、問診はろくにせず
触診・視診ははまったくせず
運動検査も、まったくしておらず
レントゲン撮影のみして、投薬:痛み止めのみ指示。
そして、サポーターを、本人との意思疎通無く
身体と合わせることも無く、購入指示。
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サポーターは
ケガの重度
使用する場所
目的:試合・練習・日常生活で使うのか?
この様な分別をハッキリさせないと
まったく無駄になるどころか
外になってしまうこともあります。
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★★治療を開始。
股関節と肩関節のトレーニングを
初診日から開始。
改めて固定し直しました。
まったく、身体に合っていなかったからです。
3日間、固定用具を使った後に
サポーターも、物体自体を変更して、着け直しました。
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特に、スポーツ選手が、脚:下半身:下肢を負傷した時は
肩と股関節のトレーニングは
必ず、おこなわなくてはいけません。
▲選手の競技レベルを下げてはいけない。
▲むしろ競技レベルを上げるために
▲負傷を早く治す
▲負傷の予防をする
この様な理由で、絶対に必要です。
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この選手の方は、さすがに回復・反応が早く
7日後にはボールが蹴れるようになり
17日目には、チーム練習に完全復帰しました。
まったく後遺障害らしきものは出ていません。
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負傷は予防しなくてはいけない。
しかし、必要以上に恐れる必要は無い。
キチンと対処すれば、プレーは続けられるのです。
正しい対処さえあれば、やれるんです。
これは、万人がそうなのです。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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