以前に検査歴があるから、その検査は100%不要などと、絶対に思ってはいけない!おの整骨院での『治療例』から。筋肉の強い痛みを訴える「無表情の」患者様。
2017年07月15日 10時03分01秒
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おの整骨院:治療例
筋肉の強烈な痛みを訴えてのご来院。
今回は、かなり特殊なケースです。
特殊中の特殊な例で、めったなことでは出会わないケースです。
特殊なケースを紹介させていただく
強い理由があります。
10年前の患者様のお話です。
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男性で50歳代後半。
あまり元気な印象ではない方。
≪症状≫
2週間前から
「骨とスジと筋肉の深いところが凄く痛い。歩けない。トイレに行くのもつらい」
(訴えを忠実に再現しました)
先月まで
ミオパチーという
筋肉がやせてきて、力が出ない病気にかかっていた
と、患者様ご本人が自己申告。
★★この患者様のミオパチーのタイプは
筋ジストロフィー (Muscular Dystrophy)というタイプで
非常に有名な病気・症状であり
極度に筋力が低下してしまう
難病の中の難病です★★
今は治ったと、医師に言われて
先月から薬も飲んでいない:というよりも
まったく通院していない。
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この様にお話しされたので
体温を測ると、平温の範囲:発熱はありません。
全身のどこにも傷は無いのですが
表情の変化に乏しい(とぼしい)印象。
▲最近、視力が急激に落ちてきた。
▲ちょっと記憶があいまいな時がある。
▲筋肉が凄くカタくなっている。
▲食欲はあまりわかない。
▲全身のダルさはひどい。
▲風邪の症状は無い。
これが主な訴え。
さらに聞くと
整形外科でマッサージした方が良いと言われて
他の接骨院でマッサージしたら、急激にだるくなってきた
とのお返事。
問診の中で
『定期的に検査を受ける様に
前のお医者さんから言われているハズですけど
行ってますか?』
と質問すると
行ってないとのご返答を頂戴し
すぐに【神経内科】への紹介状作成を指示しました。
この方の症状
正解はミオパチーです。
再発したのです。
筋ジストロフィー(筋力の極端な低下が代表的な症状)
に移行してしまったのですが
定期検診をしなかった
(面倒くさがって、しなかった)
ので再発に気付かず
以前の通院先ではない病院などを
転々としてしまったのも
(無資格の整体院でマッサージなどしたとも
おっしゃっていました)
発見が遅れた原因です。
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その後に、内臓疾患を併発(へいはつ:一緒に起こってしまったということ)
してしまって、再入院されました。
以前に検査しているから・・・もう分かっているからなどという
先入観を持つなど、絶対にあってはいけないのです。
診断が、本当に重要なのです。
診断~その度に正しい判断~再評価~新しい対処
この流れが、どの負傷の治療・どんなご病気の治る過程でも
絶対に必要になります。
おの整骨院の治療例の中でも、特殊なケースです。
診断の重要性を、本日は
重ねて、強くご記憶ください。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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