前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)の負傷予防やリハビリで、正しい動作教育をすると、負傷する危険性・可能性が大幅に減ります。
2017年07月11日 11時29分12秒
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膝(ひざ)の負傷に関して、本日はこれだけでも良いのでご記憶ください。
★膝(ひざ)の前十字(ぜんじゅうじ)靭帯(じんたい)という
膝の奥にある靭帯:ヒモの様なつなぎ止める物体:前があれば後ろ:後十字靭帯もある。
1度でも、負傷・断裂(だんれつ:一部分であっても完全であっても切れたということ)・損傷(そんしょう・傷がついているということ)
してしまうと
もう一度、まったく同じ膝の前十字靭帯の負傷・断裂・損傷を負ってしまう可能性が
もの凄く、高くなってしまいます。
★★膝の半月版(はんげつばん)という、太ももの骨と、脛骨(けいこつ:スネ《脛》の真正面の骨)の間にある軟骨を
1度でも、負傷・断裂・損傷してしまうと
以前に負傷した部分と、わずか(僅か)であったり距離があったりしますが、
違う部分を負傷することが極めて多いです。
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この2つ:前十字靭帯と半月版は、内側の側副靭帯(そくふくじんたい)も含めた3つを1セットとして
一緒に負傷してしまうことが多いと言われ
学生時代も、その様に学習をして
その様に認識している医療関係者は多いと思いますが
この3つの重傷度合いのレベルには、大きく差が出ることがほとんどです。
3つ:前十字靭帯と半月版(特に内側)、内側の側副靭帯:の負傷レベルには
大きな差があることがほとんどであるということを
絶対にご記憶ください。
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まず、イメージしてください。
前十字靭帯は、紐(ヒモ)のような形です。
半月版は、三日月を膨らませた(ふくらませた)ような、平面にやや厚みがかかった形です。
(なので、半月の板:半月版と言うのです)
前十字靭帯は、身体:特に下半身の使い方・加重のかけ方などが間違っているから
一気に負傷することが、もの凄く多いです。
物体として、『治った』と宣言されても、使い方・力のかかる方向が間違っていて
ずっと、間違って使っていれば、また切れます。
身体能力が高ければ、かかる負荷が強まるので、一発で切れます。
角度が悪かったり、原因が運悪く重なったりしても、1発で切れます。
これは脅しではなく現実です
ヒモの様な形なので、つながったところに近い場所が切れたり、傷がつきます。
半月版は、衝撃をやわらげるクッションの役目が、大きな仕事です。
機能として間違っていなくても、衝撃を長い年月かけていたり、強くかけたり
やはり、間違った使い方をすれば、負傷・断裂・損傷を負ってしまいます
が、1発で!というのは少なく、多くは蓄積(ちくせき)の結果・・・
≪バキッ!!!≫といきます。
少し厚みのある平面に近い物体なので、衝撃を吸収します。
一度治っても、治ったところは、長さや面積が縮小・短縮(たんしゅく:短くなること)するので
他の部分に牽引(けんいん:引っ張る力)がかかったり、無駄な負荷がかかって
負傷・断裂・損傷を負ってしまいます。
『また・・・半月版を負傷してしまった・・・』と、よく耳にしますが
前回とは少し外れた部分を負傷してしまうケースがほとんどなのです。
間違った使い方:練習・トレーニング・生活の中の動作では、いくらリハビリを頑張っても
負傷する危険性・可能性は、高いままということです。
正しい教育・学習が、絶対に必要なのです。
たとえ、負傷したことがきっかけであったとしても
正しいトレーニング・正しい動作学習・教育に
真剣に取り組むことで、逆に大きく伸びてくる選手が存在するのは、この様なことからです。
ガラリと!ご自分の考えをチェンジし
正しいトレーニング・正しい動作学習・教育に取り組んだことで
負傷しないだけでなく、正しくパワーを出すので
能力自体も上がるのです。
先日も、若い有望な人気スポーツの選手が、またも大ケガをしました。
現在も、世の中には危険なトレーニング・練習は多く存在します。
負傷に直接つながる危険性ということです。
そう考えると、医療と正しいトレーニングは
別のものと考えることは間違っているとは思いませんか?
根っこは、まったく同じなのです。
強いパワーを出すたびに、負傷するのであれば
継続できないですよね?
正しいパワフル動作は、負傷しない動作と同じ意味であると
私が指導させていただいているのは、このためです。
私の言う、ここでの【正しさ】とは
生理学的・解剖学的・機能的に、ということです。
そこを学び、これからも伝える作業だけに人生をかけていきます。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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