熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

東北山行・船形山

2014年07月11日 | 登山

仙台に前泊して東北山行に出掛けました。

【7/5、仙台-大滝キャンプ場-船形山-蛇ヶ岳-三光の宮-大滝キャンプ場-五葉山登山口泊り】

朝食後、7時に仙台市内を出発。一座目の船形山登山に向います。

結構な悪路を走破して8:20に宮城県の大滝キャンプ場に到着。

キャンプ場周辺には10台程の先行車がいました。登山者と渓流釣り客が混じっているようです。

 

登山準備後、8:40に大滝キャンプ場-1040mを出発。今日は高低差500mの周回登山になります。

数分で三光の宮ルートの分岐点を通過。

樹林帯から快晴の船形山方面が見えました。

5分程で湯谷地があり、左折して見学します。

 

小さな池と湿地帯がありました。周遊路が無いため登山道に戻ります。

雨で濡れた登山道に刈り払われた笹の葉が被さっています。

東北一座目は予報通りに晴れました。

前後に単独の登山者が歩いています。

9:10に眺望所に到着。しかし樹林に囲まれて展望はありません。

  

時折り泥道を避けながら徐々に高度を稼ぎます。

9:20に小野田コース分岐-1200mに到着。右折して鏡ケ池を見学します。

一部不明瞭な登山道でヤブ漕ぎもありました。

前船形山ルートの鏡ケ池分岐を右折します。

 

9:30に鏡ケ池-1202mに到着。ここも周遊路が無いため撮影後に戻ります。

池端の樹木に白い塊が見えます。泡でしょうか。

 

また一部ヤブ漕ぎしながら小野田コース分岐に戻ります。

9:45に小野田コース分岐に戻り山頂を目指します。

 

背後の展望が開けてきました。

 

沢のような直登道になり高度を稼ぎます。

 

 

下山者には常に展望が得られますが、登り道では単調なルートです。

10:15に尾花沢分岐-1470mのコルに到着。

右手の岩場に上って前船形山方面を撮影。

船形山の山頂は左側すぐ先に見えます。

 

10:20に200名山・船形山-1500mに到着。山頂には単独男性が四人ほど昼飯の最中です。

船形山(ふながたやま)
宮城県と山形県の県境にそびえる、奥羽山脈船形火山群の主峰となる火山。別名は御所山(ごしょざん)。
日本二百名山のひとつに数えられる。船形山は宮城県側の呼び名である。北東側から山頂を向いたとき、緩い
傾斜を急な崖が縁取るのが浮かぶ舟のように見えることから名付けられたとか、東から見たとき山頂が船底を
ひっくり返したような形をしていることから名付けられたとか言われる。一方、山形県側では御所山と呼ばれて
おり、こちらは北西麓の尾花沢に伝わる伝説に由来する。承久の乱で佐渡島に流刑になり、佐渡島で没したと
伝えられている順徳天皇が、実は佐渡島から脱出して尾花沢まで落ち延び、隠れ住んだ。山の名は天皇の
居所、すなわち御所にちなむという。船形山を中心とする5つの峰(五所)が由来という説もある。

 

泉ケ岳への縦走ルートを展望。

月山-尾花沢方面の展望。月山のピークは確認できず。 

明後日に登る神室山方面ですが、ピークを特定できません。 

 

小さな船形山御所神社の傍で昼食。

船形山避難小屋を見学します。

ストーブが設置された冬山の備えも十分な室内です。

 

10:40に縦走路を進んで蛇ケ岳に向います。

 

この稜線から花々が見られるようになりました。

 

升沢・観音寺コース分岐から山頂を振り返ります。

 

しばらくは低い潅木や笹原帯を進みます。

 

次のピーク・蛇ケ岳を目指しますが、ガスが纏わり付いています。

 

千畳敷分岐-1410mを右折します。 

樹林帯の縦走路になり展望は無くなりました。

蛇ケ岳のピークは緩やかな樹林帯のようです。

11:30に蛇ケ岳-1400mに到着。

 

ピークから船形山を振り返ります。

泉ケ岳縦走路方面の三峰山-後白髪山でしょうか。

 

蛇ケ岳下の分岐を左折して升沢ルートへ下山します。

 

5分ほどで草原と呼ばれる湿地帯に入りました。 

 

沢沿いは雪渓が残るお花畑でした。

船形山一番の見所でしょうか。

ゆったりと草原とお花畑を楽しみます。

 

緩やかな沢沿いを下り、瓶石沢-三光の宮に向います。

 

12:00に瓶石沢分岐-1220mを右折します。

しばらく平坦な樹林帯を進みます。

 

途中で不動石の標識を見ましたが、周囲にそれらしい物はありません。

12:25に三光の宮分岐-1170mを右折。 

岩場へと少し登って三光の宮-1190mに到着。

 

船形山山頂に少しガスが掛かっています。

麓は晴れていますが、泉ケ岳にも低い雲が覆っています。

12:30に大滝キャンプ場に向って下山開始。

緩やかな樹林帯を高低差200mほど下ります。

12:50に大滝キャンプ場南の渡渉地点を通過。水量が少なく問題無し。

沢の土手を登り返すと三光の宮分岐に出ました。

13:00に大滝キャンプ場登山口-1040mに帰着。

そのまま近くの鈴沼に向います。

 

10分程山道を歩いて静寂な鈴沼に到着。

しばしベンチに座って美しい景観の鈴沼を見学。

 

大滝キャンプ場に戻り、水場で体を拭いて着替えます。

冷たくて美味しい人命水を味わい、ペットボトルに大量に頂きました。

 

13:40に大滝キャンプ場を出発。悪路を走破して14:20に舗装道に出ました。
高低差500m、4時間20分、24,000歩の湿原、池や沼を楽しめた山旅でした。

ここから東北道を経由して岩手県の大船渡市まで240kmを走行。

18:10に霧に包まれた五葉山・赤坂峠登山口に到着。

辺りは霧に包まれて麓の眺望はありません。

 

広い無人の駐車場に簡易テントを置いて宿泊準備。

19時から夕食を頂き、20時に就寝。

鹿のキャンキャンした鳴き声が響いています。テントには近づいてこなかったようです。
霧に包まれたため星空撮影を諦め、翌朝4時まで熟睡できました。

明日は300名山・五葉山と宮沢賢治の世界・種山ヶ原・物見山に登ります。


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2 コメント

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コメント (Bea)
2019-02-10 12:02:28
コメントありがとうございます。普通車や軽も駐車していましたので、慎重に走れば問題なしかと思われます。
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ワゴンRでは無理? (わたしの登山話)
2019-02-10 09:40:51
「13:40に大滝キャンプ場を出発。悪路を走破して14:20に舗装道に出ました。」と記されていますが、ワゴンRの軽ではむりですか?
7月お花が綺麗ですネ!
返信する

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