フェズ二日目の朝、眼下の線路では列車を一度も見られませんでした。
荷物をまとめて、6:30に朝食。
【6/22、フェズ-ヴォルビリス遺跡-シャウエン旧市街-シャウエン泊】
8:00にホテルを出発。二日間お世話になりました。
フェズ市街を抜けてヴォルビリス遺跡に向かいます。
郊外に出るとパッチワークの様な山野が広がります。
途中の村ではバザールが開催されていました。
90分程でヴォルビリス遺跡に到着。
入場門を通過。炎天下の遺跡観光です。
入場門から遺跡の丘が一望されます。
ヴォルビリスは、モロッコにある古代遺跡。フェズとラバトの間で、メクネスに比較的近く、最も近い町
としてはMoulay Idrissがある。ヴォルビリスは、北アフリカにおける古代ローマ都市の、最良の
保存状態を誇る遺跡のひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録されている。
観光客がまばらでゆったりと歩き回りました。
古代には、ヴォルビリスはローマ帝国の勢力範囲の西限に位置する重要な都市であった。都市が建造
されたのは、マウレタニアの王プトレマイオスがカリグラ帝に暗殺された後の西暦40年頃のことであるが、
この町は紀元前3世紀来のカルタゴの施設群の上に築かれたと推測されている。
「ヴォルビリス」の名は、ベルベル語のAlili(キョウチクトウ)に因む。この一帯ではありふれた花だった。
大汗をかきながら一時間程でローマ遺跡を一回り。
皆さん、熱心にガイドブックを見ながら遺跡を確認していました。
11時にバスに戻り、次のシャウエンに向かいます。
ラマダン中のため、営業中のトイレ付き駐車場を見つけるのに一苦労でした。
シャウエン手前の町で、警察の検問を通過。モロッコにおいてシャウエン周辺地域は、大麻の主要な生産地
の一つであり、ハシシは町中で販売されているそうで、夜は麻薬の密売人達が集るそうです。
14:30に高台にあるシャウエンの街が見えてきました。
シャウエン市内を通過して高台のホテルに向かいます。
今夜のホテルに到着。ここで昼食後に旧市街観光に向かいます。
シャウエンの背後に聳える山々。
昼食後、約二時間の旧市街観光に出掛けました。
日本人に人気の青の街・シャウエンです。
シャフシャウエンあるいはシャウエンとは、モロッコの北西にある都市である。青色の建物で有名である。
リーフ地方の山中にあり、タンジェとテトゥアンから内陸に入ったところに位置する。1471年に 、ムーレイ
アリ ベン ムーサ ベン ラチェッド エル Alamiが、モロッコ北部のポルトガルの侵略と戦うための小さな要塞
として設立した。この地域のGhomara部族とともに、多くのモリスコとユダヤ人が、スペインによる
レコンキスタの後、ここに定住した。スペインは、1920年にこの地をスペイン領モロッコとして占領した。
1956年のモロッコ独立により、モロッコの都市となった。
ガイドに付いて旧市街を巡りながら撮影タイム。
人通りの少ない路地や細い通りに美しい青色が見られます。
シャウエンはタンジェとスペインの飛地であるセウタに近いため人気の観光地である。この都市の名前は、
町から見える2つの山の頂きから来ており、それは、ヤギの2つの「つの」のように見える。シャウエンの一角
は青く色付けられた家および建物があり、ウールの衣服、毛織物など、モロッコの他の場所で手に入れること
のできない現地の手工芸品が数多く売られ、買い物先として人気である。当地原産のヤギのチーズも人気。
所狭しと多くの土産店にも驚きました。
18時前に旧市街観光を終了。ミコノス島にも似た青の世界に満足です。
ホテルに戻り、テラスからシャウエンの夕焼けを観賞。
高台ホテルのため、夜の旧市街観光は無しでした。
やはりラマダンのため、20:30から遅い夕食。
シャウエンの夜景を観賞しながらの食事です。
市街地からは、ラマダン後の賑やかな歓声が響いてきます。
モロッコ最後の夜となりました。ヴォルビリス遺跡とシャウエン観光に満足の一日でした。
荷物の最終パッキング後、ゆったりと入浴して23時に就寝。
明日はラバト市内観光後、カサブランカ空港-ドーハ空港から羽田空港へ帰国です。
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