北海道山行三座目、今日は芦別岳に登ります。
【7/21、宿-新道登山口-芦別岳-新道登山口-宿泊り】
4時に起床、朝食後の4:40に宿を出発。今日は一日晴れ予報です。
4:50に新道登山口-345mの駐車場に到着。
登山準備後、熊鈴を付けて5:00に出発。今日は高低差1400mのピストン登山です。
登山届けは関東からの三人組だけです。獣避けゲートを開けて登山道に入りました。
夕張岳に続いて熊鈴を鳴らしながら進みます。
6:10に見晴台-860mに到着。
周囲はガスに包まれ、霧雨のような状態です。
軽く濡れるような霧雨のお陰で涼しい登山道になりました。
6:45に鶯谷(新道覚太郎分岐点)-1100mに到着。
分岐の左側に進んで半面山に向います。
ここも霧雨状態で視界はありません。
7:20に半面山-1377mに到着。視界無し。
木の枝に取り付けられた鐘を鳴らして通過します。熊除けになるかも。
半面山を下っていくとガスが薄くなり、芦別岳の山稜が見えてきました。
前方に屏風岩が見えてきました。
やがてガスが消えて快晴の雲峰山-屏風岩が確認できました。
鞍部に出ると小さな熊の沼-1350mに出ました。
ここから高低差200mを登って雲峰山を目指します。
笹原のジグザグ道はお花畑になりました。
背後になった屏風岩を撮影。標高1500m以下が雲海に包まれています。
その背後には雲海に浮かぶ十勝連山。
8:00に雲峰山-1550mに到着。
目前にやっと芦別岳山頂が見えました。
昨年登ったニペソス山にも似た見事な鋭鋒です。
鞍部を進みながら左の沢と雲海を撮影。
最後の高低差200mは花一杯のジグザグ道でした。
背後の雲海を見ていると高度感が増してきます。
8:30に200名山・芦別岳-1726mに到着。先行は二組です。
芦別岳(あしべつだけ)は、夕張山地のほぼ中央、JR北海道根室本線山部駅の西8 kmに位置し、富良野市・
芦別市・南富良野町にまたがる山。山頂は、富良野市と南富良野町との境界にある。夕張山地の最高峰で、
標高は1,726 m。山頂に二等三角点が設置されている。中生代ジュラ系空知層からなる壮年期の山形を成し、
特に山頂付近では鋭鋒をなしている。夕張岳と共に富良野芦別道立自然公園の一角をなし、富良野市山部
からユーフレ沢に沿って新道、旧道コースの二本の登山道が開かれている。空知川の支流である芦別川の
源流となる山である。日本二百名山と北海道百名山に選定されている。
360度のパノラマ大展望が広がり東側は見事な雲海です。
南側に先日登った夕張岳が鉢盛山の先に確認できました。
西側はヒグマが出没する鞍部が望めます。
北側は旧道コースと富良野スキー場方面。
東側は屏風岩-雲峰山と富良野平野を覆う雲海が広がります。
雲海に浮かぶ十勝連山をアップで撮影。
雲海を満悦しながら小腹を満たし、9:00に下山開始。
登りで浴びた霧雨の元はこの雲海だったようです。
本峰鞍部から雲峰山に登り返します。ここで二組の登山者とすれ違い。
雲峰山を越えて鞍部の熊の沼に下ります。ここでも五人組とすれ違い。
9:45に熊の沼を通過。山頂方面はガスの中になりました。
少し登り返して9:50に半面山に到着。熊除けに鐘を鳴らして通過。
半面山の下りはガスに覆われたままで、涼しい樹林帯になりました。
時折りガスが消えた樹林帯から富良野平野が望めます。
10名程の団体とすれ違い、山頂は素晴らしい雲海ですよとご挨拶。
しかし山頂に着く頃には大半が消えてしまったようです。
10:20に鶯谷(新道覚太郎分岐点)で先行していた関東三人組を追い越し。
霧雨ガスは消えて徐々に陽射しが当り、暑くなってきました。
10:40に見晴台を通過。富良野平野が見えて雲海は消えてしまったようです。
先行グループを追い越したため熊鈴を振りながら下ります。
この新道コースは歩き易く危険箇所はありませんでした。
検討した旧道コースは崩落が進んでいるようで、単独では避けた方が良いようです。
11:30に新道登山口に帰着。
最後までアブ蚊・ブヨに喰われずに登れました。涼しい霧雨ガスに感謝!!!
遭難慰霊碑のある登山口駐車所を11:40に出発。
高低差1400m、6.5時間、29,000歩の快適な山旅でした。
雲海が消えた富良野平野は快晴になり、真夏のような暑さです。
12:00にゲストハウスに戻り、シャワーを浴びてから昼食。
13:00に美瑛の丘観光に出掛けました。
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