難関の200名山・妙義山にE社のツアーで出かけました。
快晴続きの中、新宿駅前に集合し7:00に出発。
【11/30、新宿-妙義神社-白雲山-相馬岳-タルワキ沢-妙義神社-新宿】
関越道を走行し、上信越道に入ると妙義山が見えてきました。
松井田妙義ICから登山口の「道の駅みょうぎ」に向います。
9:10に道の駅駐車場に到着。頭上に白雲山が聳えています。
ガイドさんから試供品の山ガーナを頂きました。 ★山にガーナを持って行こう★
今日は高低差700m、6時間の予定ですが、ロープサポートを受けますので時間が掛かります。
ヘルメット、ハーネスを装着して9:30に駐車場-400mを出発。
登山口のある妙義神社境内に入ります。
今日は日没の時刻が午後4時28分と、最も早くなっています。
妙義神社境内を通過。
ここで白雲山登山の安全を祈りました。
右手に大の字・白雲山頂コースの登山口があります。
樹林帯の登山道に入りました。
最初のポイント「大の字」を目指します。
快晴の青空に紅葉が映えています。
岩場のある急登の道をゆっくりと進みます。
長い鎖場を登ります。
10:10に「大の字」直下のコルに到着。
ここから先は熟達者向歩道(岩登り)になります。
大の字岩はロープビレイの練習を兼ねて登ります。
順番待ちの後、10:20に大の字-750mに到着。
眼下に快晴・秋晴れの風景が広がります。
見上げると白雲山の岩壁。本当に特異な山です。
鉄骨で造られた「大の字」で記念撮影。
下降もロープビレイで降りました。
参加者10名の登り降りで25分を要しました。
11:00に辻-800mを通過。奥の院に向います。
岩場の急登が続きます。
11:10に奥の院-850mに到着。
鉄梯子を登って大岩に囲まれた奥の院に御参り。
ここは4連30mの鎖場で二回目のロープビレイで登ります。
全員通過に30分、待ち時間を利用して昼食を摂りました。
安全装備を持たないハイキング姿の若者達が追い越していきましたが、
不測の事態では死亡事故につながるルートです。
見晴まで鎖場を幾つか通過します。
11:20に絶景ポイントの見晴-970mに到着。
北側の裏妙義の先に浅間山。雪が少ないですね。
右手に榛名山、奥には白く冠雪した谷川連峰。
次は玉石に向って岩壁の鎖場を登ります。
白雲山の稜線に出ました。大岩の連続で奥に天狗岩が見えます。
12:50に玉石を通過。
岩場には足場があり、鎖もしっかりと付けられています。
先程通過した玉石の全景です。
雪化粧の白い谷川連峰。
足元に広がるネギで有名な下仁田町。
13:20に大のぞき-1030mに到着。昼食タイムを取りました。
三回目のロープビレイで滑り台状30mの鎖場を降ります。
一番の難所で、悪天候時や腕力不足の際には滑落必須ですね。
次は天狗岳に向いますが、登り返しで崩落による道迷い箇所がありました。
14:55に天狗岳-1084mを通過。相馬岳と対をなす岩のピークです。
天狗岳の急斜面を80mほど下ります。
15:05にタルワキ沢のコル-1000mに到着。
ザックを置いて相馬岳を往復します。外人パーティとすれ違い「遅いですね」と言われました。
確かに10人のロープワークで手間取り、予定より遅れています。
15:20に200名山・妙義山(相馬岳)-1104mに到着。
妙義山(みょうぎさん)は、群馬県下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇勝の一つとされる
山である。いくつものピークから成り、最高峰は表妙義稜線上の相馬岳(1103.8m)で、
また妙義山系全体の最高峰は裏妙義に聳える谷急山(1162.1m)となっている。
赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられる妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳・
丁須ノ頭・谷急山などを合わせた総称で、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれている。
特に下仁田側から眺望できる金洞山(標高1094m)は別名中之嶽と呼ばれ、親しまれてきた。
夕景の浅間山。夕陽に陰って展望はモヤっとしています。
山頂から北アルプスの槍ヶ岳が確認できました。金洞山と背後に台形の荒船山方面。
相馬岳より高く見える天狗岳です。
急ぎ記念撮影してコルに戻り、15:40に下山開始。
中間道まで350mの急降下になります。
数箇所の鎖場、岩場を降りますが一般道のレベルでしょうか。
相馬岳登山にはこのルート往復が安全ですね。
16:15にタルワキ沢と中間道の分岐点-650mに到着。
奇岩がいたるところに見られる妙義山の中でも中之嶽の景色は、中腹を巡る第1石門から第4石門を始め、
ロウソク岩・大砲岩・筆頭岩・ユルギ岩・虚無僧岩といったユニークな名前の岩石群は日本屈指の山岳美と
讃えられている。石門巡りコースは中之嶽神社が発着点となっている。妙義山東面中腹には、白雲山を御神体
とする荘厳な妙義神社が建立されている。江戸時代には火伏せや雷除けの霊験があると信じられていた。
日没まで残り10分となりました。左折して妙義神社に向います。
16:28に第二見晴に立寄り。ちょうど日没時間となりました。
樹林帯でヘッドランプを点灯し、16:50に妙義神社に到着。
妙義神社境内は薄暗く、すでに無人です。
17:00に道の駅駐車場に帰着。高低差700m、6時間の予定が7.5時間となりました。
近くのもみじの湯で入浴し、18:00に新宿に向けて出発。
20:15に新宿到着。21:00に昭島に帰着し、事故無く快晴に恵まれた山旅でした。
安全具無しの登山者に遭いましたが、腕力頼りの鎖場は非常に危険です。
マッターホルン以来35年振りのロープビレイでしたが、安全度100%で登れました。
次は関西の三山に出掛けて今年の登山を終了。ついでに神戸ルミナリエを見てきます。
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