「近世フランス絵画の父」ニコラ・プッサン(Nicolas Poussin)の絵画
ニコラ・プッサン(Nicolas Poussin, 1594年6月15日 - 1665年11月19日)は、バロック期のフランスを代表する古典主義とバロック絵画の画家。画家としての人生ほとんどローマで過ごした。
1594年6月15日、フランスのレ=ザンドリ近郊のヴィレで生まれた。
11612年頃にパリに出て、宗教画で知られているバロック画家クエンティン・ヴァランのもとで絵を学んでいた。
1624年からローマに移り住み、そこでルネッサンスとバロックの絵画を研究し、特にラファエルの絵画から大きな影響を受けた。
1640年にはフランス国王ルイ13世のために短期間パリに帰ったが、1642年に再びローマへ戻った。
1665年11月19日、ローマで亡くなった。享年71歳。
生涯として歴史画や宗教、神話の題材とした作品はほとんどで、晩年には神話的風景にも描いている。
ニコラ・プッサンの絵画は新古典主義の画家ジャック=ルイ・ダヴィッド、ドミニク・アングルや後期印象派の画家ポール・セザンヌなどの近世フランス画家たちに大きな影響を与えた。