これ、とっても興味深かったです。なかでも、スポック博士の話が!
世界をめちゃくちゃにした、書かれるべきでなかったかもしれない10冊の本
書物は知識の宝庫であり、いつの時代も人類にインスピレーションを与え続けてきたものですが、時には間違った情報や偏った物の見方を流布したり、戦争...
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◆「スポック博士の育児書」(1946年、ベンジャミン・スポック著)
世界中で5000万冊が売れたと言われる大ベストセラーで、多くの母親や父親、教育者や医療従事者に影響を与えたのですが、その「育児の聖書」とも言われた本が「うつぶせ寝」を提唱したため、5万人の乳幼児がこの本のせいで睡眠中に窒息死した(乳幼児突然死症候群)とも言われています。
1992年、スポックは病気になりマクロビオティックの久司道夫に食事指導を求めた。晩年のベンジャミン・スポックは、病気になったのを期にベジタリアンをはじめ、それによって健康を回復した。
スポックの病気が良くなってから、道夫はスポックに対して、「子供に肉や牛乳を与えるのはおかしい。死んだ後に恥になるから著書を書き直しなさい」と言った。スポックは考えが変わり、マクロビオティック関連の医師と共に牛乳や肉は必要ないと発表することにした。
ベンジャミン・スポック率いる医師団は、健康で丈夫に育つために牛乳は必要ないと主張した。反響が大きかったため、耐えられなくなったスポックは3ヶ月隠遁したが、それはやめて育児書を書き直すことにした。スポックは、牛乳はいくらかの子供のアレルギーの原因となり、また2型糖尿病につながるかもしれないと忠告していた。
1994年の朝食では、玄米に味噌汁に野菜というマクロビオティックの食事をしていた。
1998年に出版された『スポック博士の育児書』の第7版では、2歳になればもう乳製品は必要なく、植物性の食べものだけを食べるという内容になった。第7版は、論争を巻き起こし、スポックは子供にも大人にも肉、鳥、魚、乳製品を含まない食事が最良であると主張した。
育児の聖書、バイブルとまで言われていたのは知っていました。そして、内容を覆す改訂版を出したことも!
でも、マクロビオティックの久司道夫氏との出会いは知りませんでした。それでマクロビ&ベジタリアン食で健康を回復したんですね。さらには、「子供に肉や牛乳を与えるのはおかしい。死んだ後に恥になるから著書を書き直しなさい」とまで言われていたなんて!
それはそうでしょう!マクロビでは肉や牛乳はご法度ですから!
スポック博士とマクロビ!
マクロビオティックは、アメリカでは何十年も前から食事療法として浸透しています。肉や乳製品を過剰に摂取するのですから、肥満や糖尿病、心臓病などの病気が蔓延して深刻です。
いまアメリカでは、「プラントベースでホールフードの食事」はヘルシーな食事の代名詞となっています!
すべては、大豆から
おいしく食べて、健康になってほしい。
動物性たんぱく質から植物性たんぱく質へ。
時代は新しい食スタイルを求めています。
「アップグレード」は、栄養たっぷりの大豆を使ったヘルシーで斬新な食事を提供する、新感覚のPlant based kitchenです。