ハブ茶とは、エビスグサのことです。
マメ科の植物で、北米原産。日本には18世紀初め頃渡来。
漢方では、緩下、強壮薬、眼病の薬として使われています。
民間では焙煎したものを「ハブ茶」として、便通を良くしたり健康増進にと飲まれています。
体の内部をきれいにしたり整腸作用もあると昔から親しまれてきた、ハブ茶。
現代人は運動不足になりがちですから、日常的に取り入れたいお茶です。
昔は、子どもはハブ茶を飲んでいたそうです。どこの家でも当たり前に飲まれていたものが、今の日常からは消えてしまっていてもったいないですね。
スーパーではあまり見かけませんが、私は自然食に興味がありますから、知っていて愛飲しています。
ハブ茶は、一年草で、生命力が強い植物です。
こうした植物は、放っておいても大丈夫で、実際に種をとって育てている方は、虫もつかないから手入れも不要だと話されています。
プランターでも丈夫に育つそうです。
草丈が1メートルほどに成長し、夏に黄色く鮮やかな花が咲く。秋になりさやが金茶色に変わると穫り入れ時。サヤを自然乾燥させると完全に黒くなる。お茶として飲むときに黒いさやから出して煎る。パチパチと音がしたら火を止める。
ティースプーン一杯で、湯飲み茶碗10杯分くらい飲める。
私は、お茶が好きですが、いろいろな薬草茶を体のためにと思い飲んでいます。
みなさんもこういうものを飲んで、昔ながらの自然療法的なことを取り入れてみたらいいなと思います。
自分のライフスタイルを見つめ直すきっかけになるかもしれません。