その後の五人組 一週間程を過ぎた頃 (哀しき夕陽、未発表作品 作者 能瀬敏夫」より)

 ☆☆☆☆☆その後の五人組　一週間程を過ぎた頃　(哀しき夕陽、未発表作品　作者　能瀬敏夫」より)　 　五人組は、我々の主力がシベリアに出発した時点から、全然姿を見せなくなりました。何の指示も、挨拶もないままに、一体五人組は何だったのか、それを私の想像を加えて解明してみたいと思います。 　五人組はソ連の指示で来たもので、旧陸軍病院をソ連軍管理下の侭中国共産党側に引き渡したのでは、後日国際間に問題を引き起こす恐れがあると考え、表面上は架空の民間人、即ち五人組にその運営を任せ、五人組から改めて中国共産党に委譲するという、所謂トラブル回避策を講じたものだろうと思われました。 　ソ連軍司令部が以前から、 「我々は本国からの指令により動いている」 　と、話していたことを思い浮かべ、なるほどと合点したのでした。 中国共産党軍への抑留 　五人組が去った後は、民主聯軍の兵士が病院の警備に当たりましたが、その本部は馬家溝警察内にありました。 　この時点で、中国共産党の管理下に置かれたことになります。 　その頃四平街方面では、まだ国民党軍と中共軍との、空中戦を交えた大激戦が行われていて雌雄がつかず、更に拡大して他地域にまで及ぶのではないかと懸念されておりました。 「哈璽浜に居てはあなた方の身に危険が及ぶ」 　と、四月下旬に、 「日本への帰国は、その道が開けたら最優先して帰しますから　」 　と、揃って集結地東安へ連行されることになりました。 　やがて哈璽浜の一般市民が、苦労の末半年以上も掛けて帰国して行きました。 　そのことを漏れ聞いた我々は、 「我々も帰してほしい、それが約束ではないか」 　と、何度も迫ったのですが、厳を左右にして実現しませんでした。 　その後、実に満八年近い抑留生活を、中国全土で送ることになりました。




葦のかご教会水曜讃美祈禱会（2021年7月14日）能瀬熙至兄弟
https:// www.youtube.com/watch?v=VX9rfrrNJhA  
【賛美】主の計画の中で
Seekers (Within Your Plan
주님의 계획속에서
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【賛美】いつもいつまでも
Seekers (Always andForever
항상영원히까지
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【賛美】あなたが共に
Seekers (Together with God
당신이 함께
Eng,Kor sub)
항상영원히까지
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【賛美】善き力にわれ囲まれ
By loving forces
선한 능력으로,ENG/KOR sub
covered by Seekers
Eng,Korsub)
항상영원히까지
https://www.youtube.com/watch?v=2tCshyJunSM