
最近、面白いネタに全くといっていいほど出会わない。
釣りでいえば、坊主だ。
俺とはうってかわって、頻繁に面白いネタに遭遇する友人がいるんだけど、うらやましい。
それも、稚魚とか十センチクラスとかじゃないよ。
一メートル以上のレベルの、いわゆる「すべらない話」に遭遇するんですよ。
会う度に、新ネタ持ってるから、
「お前、それ作ったやろー」と突っ込みたくなるほど。いや、現に突っ込んでるしね。
まあ話すと長くなるから、さわりだけ、ダウンタウンDX形式で紹介すると、
そいつがある日、彼女と歩いてて、火事に遭遇。
「あ、火事や。めっちゃ消防車鳴ってる」
「みにいこ」
「おー」
「うわー、すごい燃えてるなぁ」
「うん」
「でも、可哀想やな、ここに住んでる人」
「うん……、あっ!」
「なんや?」
「ここ、私の友達んちや!」
「えぇー?!」
こんなね、友達の家の火事に遭遇するなんてそうそうないですよ。
あったとしても、まず、目撃しないでしょ!
またまたある日、
そいつは、まあ実家暮らしなんだけど、
日曜日、昼頃おきて、飯がないから、しかたなくカップやきそばを食おうとしたわけですよ。
それで、かやく入れて、ポッドのボタンを押す。
黒いお湯が、ジャー。
「?!」
びっくりしたそいつは、慌ててポッドの蓋を開けるでしょ。
そしたら、
黒豆がグツグツ煮えていたんですよ。
「なんでや!」
叫んだら、居間にいたオカンが「何事よ」って出てきて、ポッドを指差して「なんでこんなところで黒豆炊いてんねん」ってキレたら、
「ポッドでも炊けるって(友達が)教えてくれたんよ」
「別に、ポッドで炊かんでもええやろ!」
カップやきそばは、もはや黒豆の茹で汁を吸って、見栄えも最悪。
他にカップやきそばのストックがなく、しかたなくその黒豆の茹で汁バージョンやきそばを食うそいつ。
「甘っ!」
そりゃそうよ。
タイミングね。カップやきそばを食べようと思った日に限って、たまたまそいつのオカンが、その日だけ「黒豆をポッドで煮てた」っていう。
なかなかないよ、このタイミング。
ポッドのボタン押しても、なかなか透明以外のもの流れるの見たことないよ。
とまあ、こういう風に、一週間に一個くらいは新ネタに遭遇してて、
今までもう30話くらい聞いたかなぁ。
俺とか友人は、そういうネタを引き寄せる特殊能力絶対に持ってる! ってなかば本気に思い始めてるからね。
本当に、うらやましい!
釣りでいえば、坊主だ。
俺とはうってかわって、頻繁に面白いネタに遭遇する友人がいるんだけど、うらやましい。
それも、稚魚とか十センチクラスとかじゃないよ。
一メートル以上のレベルの、いわゆる「すべらない話」に遭遇するんですよ。
会う度に、新ネタ持ってるから、
「お前、それ作ったやろー」と突っ込みたくなるほど。いや、現に突っ込んでるしね。
まあ話すと長くなるから、さわりだけ、ダウンタウンDX形式で紹介すると、
そいつがある日、彼女と歩いてて、火事に遭遇。
「あ、火事や。めっちゃ消防車鳴ってる」
「みにいこ」
「おー」
「うわー、すごい燃えてるなぁ」
「うん」
「でも、可哀想やな、ここに住んでる人」
「うん……、あっ!」
「なんや?」
「ここ、私の友達んちや!」
「えぇー?!」
こんなね、友達の家の火事に遭遇するなんてそうそうないですよ。
あったとしても、まず、目撃しないでしょ!
またまたある日、
そいつは、まあ実家暮らしなんだけど、
日曜日、昼頃おきて、飯がないから、しかたなくカップやきそばを食おうとしたわけですよ。
それで、かやく入れて、ポッドのボタンを押す。
黒いお湯が、ジャー。
「?!」
びっくりしたそいつは、慌ててポッドの蓋を開けるでしょ。
そしたら、
黒豆がグツグツ煮えていたんですよ。
「なんでや!」
叫んだら、居間にいたオカンが「何事よ」って出てきて、ポッドを指差して「なんでこんなところで黒豆炊いてんねん」ってキレたら、
「ポッドでも炊けるって(友達が)教えてくれたんよ」
「別に、ポッドで炊かんでもええやろ!」
カップやきそばは、もはや黒豆の茹で汁を吸って、見栄えも最悪。
他にカップやきそばのストックがなく、しかたなくその黒豆の茹で汁バージョンやきそばを食うそいつ。
「甘っ!」
そりゃそうよ。
タイミングね。カップやきそばを食べようと思った日に限って、たまたまそいつのオカンが、その日だけ「黒豆をポッドで煮てた」っていう。
なかなかないよ、このタイミング。
ポッドのボタン押しても、なかなか透明以外のもの流れるの見たことないよ。
とまあ、こういう風に、一週間に一個くらいは新ネタに遭遇してて、
今までもう30話くらい聞いたかなぁ。
俺とか友人は、そういうネタを引き寄せる特殊能力絶対に持ってる! ってなかば本気に思い始めてるからね。
本当に、うらやましい!