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すべらないネタに出会いたい願望第一位。

2007年08月02日 | ちょっとした小噺
最近、面白いネタに全くといっていいほど出会わない。

釣りでいえば、坊主だ。

俺とはうってかわって、頻繁に面白いネタに遭遇する友人がいるんだけど、うらやましい。

それも、稚魚とか十センチクラスとかじゃないよ。

一メートル以上のレベルの、いわゆる「すべらない話」に遭遇するんですよ。

会う度に、新ネタ持ってるから、

「お前、それ作ったやろー」と突っ込みたくなるほど。いや、現に突っ込んでるしね。


まあ話すと長くなるから、さわりだけ、ダウンタウンDX形式で紹介すると、

そいつがある日、彼女と歩いてて、火事に遭遇。

「あ、火事や。めっちゃ消防車鳴ってる」
「みにいこ」
「おー」

「うわー、すごい燃えてるなぁ」
「うん」
「でも、可哀想やな、ここに住んでる人」
「うん……、あっ!」
「なんや?」

「ここ、私の友達んちや!」

「えぇー?!」


こんなね、友達の家の火事に遭遇するなんてそうそうないですよ。
あったとしても、まず、目撃しないでしょ!

またまたある日、

そいつは、まあ実家暮らしなんだけど、

日曜日、昼頃おきて、飯がないから、しかたなくカップやきそばを食おうとしたわけですよ。

それで、かやく入れて、ポッドのボタンを押す。

黒いお湯が、ジャー。

「?!」

びっくりしたそいつは、慌ててポッドの蓋を開けるでしょ。

そしたら、

黒豆がグツグツ煮えていたんですよ。


「なんでや!」


叫んだら、居間にいたオカンが「何事よ」って出てきて、ポッドを指差して「なんでこんなところで黒豆炊いてんねん」ってキレたら、

「ポッドでも炊けるって(友達が)教えてくれたんよ」

「別に、ポッドで炊かんでもええやろ!」

カップやきそばは、もはや黒豆の茹で汁を吸って、見栄えも最悪。

他にカップやきそばのストックがなく、しかたなくその黒豆の茹で汁バージョンやきそばを食うそいつ。

「甘っ!」


そりゃそうよ。


タイミングね。カップやきそばを食べようと思った日に限って、たまたまそいつのオカンが、その日だけ「黒豆をポッドで煮てた」っていう。


なかなかないよ、このタイミング。

ポッドのボタン押しても、なかなか透明以外のもの流れるの見たことないよ。



とまあ、こういう風に、一週間に一個くらいは新ネタに遭遇してて、

今までもう30話くらい聞いたかなぁ。

俺とか友人は、そういうネタを引き寄せる特殊能力絶対に持ってる! ってなかば本気に思い始めてるからね。


本当に、うらやましい!


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