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映画感想文 Vol.7 「マトリックス・三部作」≪中編≫

2005年04月09日 | 映画感想文
マトリックス・三部作 (1999~2003)≪中編≫
★★★★★★★★☆☆
 (※総合評価)

『マトリックス・三部作』3夜連続レビューの二日目です。


マトリックス・リローデッド (2003)

今日は、『マトリックス・リローデッド』についてですが、正直言って一作目の時のような感動を得られませんでした。それはなぜかを今から熱く説明します。

たしかに監督も続編は1を超えるものにしないといけないと言っていて、完成してから1を超えるものができたと言っていました。何がいいたいかと言うと、「スターウォーズ・エピソード2」もそうだったんですが、ハリウッド側は、1を超えたという意味をCGとアクションシーンを増やし、新たな手法を使ったから超えたと言ってる。

現に、リローデッドは、1でめちゃくちゃ注目された映像効果を増やし、VFXを多用。そのため、ストーリー面がなんか弱くなっていた。エピソード2もスターウォーズの売りであるライトセーバーの見せ場を増やし、CGだらけになってた。VFXがすごい!とか映像面ですごさをアピールして、肝心のストーリーは二の次とか後付けみたいな気持ちにさせられた。だからCMでも十分楽しめる。別に驚くべき展開もなく、ここはカットした方がスムーズに進むのにって思う所も多々あったり、なんか作品に見入れなかった。

別に駄作と言ってるわけじゃないんです。

たしかにおもしろい。おもしろいけど、前作ほどのおもしろさ、感動、斬新さはなかった。

1と3との繋ぎの作品であるから中途半端に終わるのは仕方ないけど、リローデッドは絶対に1よりも好みは分かれると思う。そういう作りになってる。もはやプロモーションビデオ感覚になっているのがなんとも残念だった。


≪後編≫「マトリックス・レボリューションズ」へつづく。


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