goo blog サービス終了のお知らせ 

噺のわかる人。since 2005

主に映画情報、時々ラルク&HYDE情報をお届けします。

映画感想文・特別編~6時間超えの映画~

2005年02月27日 | 映画感想文
6時間06分というイタリアの“超”長編映画「輝ける青春」(マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督)が、7月9日から東京・神田神保町の岩波ホールで公開されることになった。
同作は日本で上映された映画では2番目の長さ。1日1回まわしで、入場料は3800円と何から何まで異例尽くしだが、宣伝、配給、ホール関係者はいずれも「この時間、価格でも大成功する自信がある!」と、鼻息を荒くしている。(from サンケイスポーツ)

_________________________________


う~ん、どうなんでしょう。自分としては、90分~2時間がベストだと思ってます。あまり時間を取らないし、人間の集中力の限界がだいたい二時間までですから。だから、大学の授業も一時間半しかないんです。それ以上やっても頭に入らないから。

だからロード・オブ・ザ・リングは3時間ちょっとあるでしょ?正直、途中で飽きますね。
一作目で、ギブアップしました。

まぁ個人差はあるでしょうけど、でも六時間はちょっとキツいでしょ。
六時間あるなら、テレビドラマにすればいいじゃんって思いません?

まず、ずっと座ってるからお尻が痛くなってくるし、トイレにも行きたくなる。
その時点で、途中退場せざるを得ない環境を作ってしまってるからダメですね。完全に観れないわけですから。それを想定できなかった監督は、きっと自己中心的な考えの持ち主でしょうね。

それに、さきほど言ったように集中力が切れる。もう後半はしんどくなると思いますね。
早送りできないもどかしさなるものを感じると思います。

あと、お金を3800円取るって言ってましたけど、そんなん他のDVD買った方が安かったりします。まぁ(本編を)観てないんで否定はできませんが、本当におもしろくて、3800円分の価値があれば払いますけど、正直どうかと思いますね。不安要素ありまくりです。

6時間って事は、それだけ観客の期待値を上げてるって事なんですよ。
だから、2時間映画級のオチや感動を持ってきても、観客は納得しないわけです。
「絶対編集してもっと短くできたって!」
「六時間待たせて、それかい!」
という感想を出させてはいけないんです。

なぜ、6時間にしないといけなかったか?という“六時間の必要性”を6時間の間で観客に伝えなくてはいけないんです。
そして、観終わった後、観客に、
「あぁ~これなら六時間必要だわ」
と言わせないといけないんです。
だから、完成度がズバ抜けて高くなければ、おそらくブーイングの嵐でしょうね。

でも、こういう6時間っていうチャレンジ精神は嫌いではないです。
無難な映画より、こっちの方が確実に人々の記録と記憶に絶対に残りますからね。
それに、一番長い映画(6時間半くらいだったと思うけど)は、
ずっと昔に賞を取ってたりしますから。
たぶん珍しかったからでしょう。
でもやったもん勝ちです。

好奇心の強い人、映画通の人、もしくは“普通”に飽きた人は、観るんじゃないですか。
僕は、絶対に観ませんけど(苦笑)

最新の画像もっと見る