噺のわかる人。since 2005

主に映画情報、時々ラルク&HYDE情報をお届けします。

アーティスト・ピックアップ/Gackt「DIABOLOS」

2005年10月10日 | アルバムレビュー
Gacktの今年二枚目のアルバム「DIABOLOS」
MOONプロジェクト再始動というわけで、聴きましたけど、
率直な感想としては、もう一押し! って感じですね。

4thの「Crescent」までは、コンセプチュアルで、一曲一曲に重みとストーリーの壮大さを感じられたんですけど、今作は「Love Letter」の後にリリースしたためか、曲数も少なく、カップリング曲やシングル曲が多くを占めて、なおかつインストも一曲あるので、中身が薄くなったというか、まとまりがない。
とりあえずロックなアルバムを急いで作ったって感じが否めないんですよね。


特に最後の「届かない~」は、完全にコンセプト外だと思うし、浮いてる感じがする。
決して嫌いな曲ではないんですけど、
この曲は、完全に「Love Letter」の方に収録するべきだと思いますね。

歌詞も似たり寄ったりな感じで、世界観の幅が出し切れてないような、真新しさがなかった。

悪くはないんですけど、今までのアルバムを聴いてきた一ファンとしては、もう少し作り込んでほしかったなぁと思いますねぇ。

あと、前々から思ってた事なんですけど、
「Crescent」からカップリング曲をアルバムに全投入してきてる傾向にあります。
これは悪い言い方をすると、かさ増しですよね?
カップリング曲は、A面に劣らないほど完成度が高いんですが、それはまたカップリング集とかで出せばいいと思うわけで、ファンとしては一曲でも新しい曲を聴きたいわけですよ。

でも、なんだかんで言って、Gacktの曲はどれも完成度が高いです。
ロック度合いは、「MOON」の頃に比べると、ややマイルドになってきてますが、
Gacktカラーは、消えてないので、僕は好きですね。
ハードなロックもいいけど、スタンダードなロックや、ミディアムロックも大好きです。


『DIABOLOS』

<収録曲>
01. Misty
02. Farewell
03. Noesis
04. Ash
05. Metamorphoze
06. Disper
07. Future
08. Black Stone
09. Storm
10. Road
11. 届カナイ愛ト知ッテイタノニ 抑エキレズニ愛シ続ケタ…


_________________________

【その他、アーティスト最新情報!】

BUMP OF CHICKEN待望の新曲!

『プラネタリウム』が記憶に新しいバンプが、早くも新曲をドロップ!
今回はなんと両A面シングル。
『supernova』と、
ゲーム「テイルズ・オブ・ジ・アビス」主題歌『カルマ』を収録。

発売日は、11月22日。

初回盤にはオリジナル・ステッカーを封入予定。
12月14日には期間限定盤も発売!

期間限定版って何が違うんだろ?

とにかく、楽しみ!


最新の画像もっと見る