昨日の「爆笑問題のススメ」のゲストは、大沢在昌さんでした。
日本推理作家協会のについて皆さんに知ってもらおう! というテーマで、トークが展開。
ここで、日本推理作家協会について簡単にご紹介します。
1947年に江戸川乱歩が設立した”日本探偵作家クラブ”が前身。
現在は、作家・評論家・イラストレーター・漫画家などを含め会員数640人。
とにかく会員がすごい人ばかり!
宮部みゆきさんや、東野圭吾さん、京極夏彦さん、福井晴敏さん、北村薫さん、などなど、他にも誰もが知ってる作家さんばかりが在籍!
その上に君臨する理事長が、大沢在昌さんなんです。
宮部みゆき、京極夏彦の上ってすごくないですか?
ドラゴンボールで例えるなら、カリン塔の上にまだ神様の宮殿があったんかい! っていう感じですね。
(小説を読まない人にとってはあまりピンと来ないかもしれませんが、
とにかくすごい人なんです。)
さらに、日本推理作家協会が出版社をバックに付けず、純粋に優れた作品を選ぶために作ったのが、「江戸川乱歩賞」(新人賞)や、「日本推理作家協会賞」(前の年の一番優れたミステリー)なんです。
特に、「日本推理作家協会賞」というのは、すごい賞なんですけど、ほとんど知られていないのが現状だそうです。
調べたら、あっこの人も受賞してたんだ、とわかる程度らしくて、もっと広めていかなければいけないと言ってました。
主な活動は、小説を日本にもっと広めるというものらしくて、
そのために新人をどんどん発掘している。
優れた新人が出てくる事はむしろ自分の仕事がなくなる恐れがあり、危惧する事ではないか? という質問に大沢さんは、
バラエティ番組で言うと、若手芸人がどんどん出ていかないと、同じメンツで番組を回す事になって、いずれ飽きられる。
すると、視聴者は、バラエティ番組全てがおもしろくない、という評価を下してしまう。
それより、どんどん新しい風を入れて、常に飽きさせない環境を作って、なおかつおもしろいものを溢れさせる事の方が大事。
爆笑問題の田中さんも、
今の野球界も同じですよね、強いチームだけがあっても、おもしろくない。だから、今、全体的にプロ野球の視聴率が低迷している。と付け加えてました。
素直に納得です。
あと、大沢さんは最後にこう言ってました。
本屋に行って、一冊だけ買う人って少ない。
やはり、本屋に行って、おもしろい本を取って、読んでもらいたい。だから、僕らは文芸界をもっと盛り上げていかなければならないんです。
今までの僕は、一作家として大成して、そこで満足する。それでいいじゃないか、と思ってたんですけど、
この話を聞いて、作家としてのキャパの違いを見せ付けられたという感じですね。まさに西遊記で、観音様の掌の上で足掻いていた孫悟空状態です。
作家業もやりつつ、小説業界全体を盛り上げる活動をしている。しかも驚いたのが、日本推理作家協会としての活動は全てノーギャラらしいのです。
まぁ稼いでるから、という理由もあると思うんですけど、
普通、ノーギャラでここまでのボランティア活動はしないですよね。
全く小説を読まない人間が増えてるからこそ、こういう運動は必要だと思うし、継続してる事がすごい。
大沢さんの人間として、作家としての深さを知りました。
日本推理作家協会のについて皆さんに知ってもらおう! というテーマで、トークが展開。
ここで、日本推理作家協会について簡単にご紹介します。
1947年に江戸川乱歩が設立した”日本探偵作家クラブ”が前身。
現在は、作家・評論家・イラストレーター・漫画家などを含め会員数640人。
とにかく会員がすごい人ばかり!
宮部みゆきさんや、東野圭吾さん、京極夏彦さん、福井晴敏さん、北村薫さん、などなど、他にも誰もが知ってる作家さんばかりが在籍!
その上に君臨する理事長が、大沢在昌さんなんです。
宮部みゆき、京極夏彦の上ってすごくないですか?
ドラゴンボールで例えるなら、カリン塔の上にまだ神様の宮殿があったんかい! っていう感じですね。
(小説を読まない人にとってはあまりピンと来ないかもしれませんが、
とにかくすごい人なんです。)
さらに、日本推理作家協会が出版社をバックに付けず、純粋に優れた作品を選ぶために作ったのが、「江戸川乱歩賞」(新人賞)や、「日本推理作家協会賞」(前の年の一番優れたミステリー)なんです。
特に、「日本推理作家協会賞」というのは、すごい賞なんですけど、ほとんど知られていないのが現状だそうです。
調べたら、あっこの人も受賞してたんだ、とわかる程度らしくて、もっと広めていかなければいけないと言ってました。
主な活動は、小説を日本にもっと広めるというものらしくて、
そのために新人をどんどん発掘している。
優れた新人が出てくる事はむしろ自分の仕事がなくなる恐れがあり、危惧する事ではないか? という質問に大沢さんは、
バラエティ番組で言うと、若手芸人がどんどん出ていかないと、同じメンツで番組を回す事になって、いずれ飽きられる。
すると、視聴者は、バラエティ番組全てがおもしろくない、という評価を下してしまう。
それより、どんどん新しい風を入れて、常に飽きさせない環境を作って、なおかつおもしろいものを溢れさせる事の方が大事。
爆笑問題の田中さんも、
今の野球界も同じですよね、強いチームだけがあっても、おもしろくない。だから、今、全体的にプロ野球の視聴率が低迷している。と付け加えてました。
素直に納得です。
あと、大沢さんは最後にこう言ってました。
本屋に行って、一冊だけ買う人って少ない。
やはり、本屋に行って、おもしろい本を取って、読んでもらいたい。だから、僕らは文芸界をもっと盛り上げていかなければならないんです。
今までの僕は、一作家として大成して、そこで満足する。それでいいじゃないか、と思ってたんですけど、
この話を聞いて、作家としてのキャパの違いを見せ付けられたという感じですね。まさに西遊記で、観音様の掌の上で足掻いていた孫悟空状態です。
作家業もやりつつ、小説業界全体を盛り上げる活動をしている。しかも驚いたのが、日本推理作家協会としての活動は全てノーギャラらしいのです。
まぁ稼いでるから、という理由もあると思うんですけど、
普通、ノーギャラでここまでのボランティア活動はしないですよね。
全く小説を読まない人間が増えてるからこそ、こういう運動は必要だと思うし、継続してる事がすごい。
大沢さんの人間として、作家としての深さを知りました。