LOVERS (2004)
★★★★☆☆☆☆☆☆
チャン・イーモウ監督作品で、テイストは、「HERO」だったんで、観るのは躊躇っていたんですが、昨日テレビでやっていたので、観ました。
まぁ、感想を一言で言うと、チャン・ツィーのプロモーション映画ですね。
あれ一本、観れば彼女を好きになるっていう。
ストーリーも、まぁベタベタなんですよ。
金城武が、チャン・チィーを連れ出して、味方のふりをするんですけど、
一緒に逃げているうちに、情が湧いて、恋をしてしまうっていう。
しかも、チャン・ツィーが、盲目で、実は目が見えていたっていうオチも、その前年に公開した北野武版「座頭市」でやられてますからね。だから、日本で公開して失敗だったんじゃないですか。あ、「座頭市」パクってるって思った人が何人かいると思います。
まぁ盲目が実は見えていた、というオチもベタにはなってるんですけども。
あと、やっぱアクションシーンとかは、あれはツッコんだら駄目なんでしょうね。
完全に重力を無視した戦い方してますから。
しかも、今回、結構小ぶりの剣を飛び道具として、投げるシーンがいっぱいあるんですけども、完全にウルトラセブンのアイスラッガー状態なのが、すごいですよね。
360度敵に囲まれて、絶体絶命のピンチの時に、ナイフが飛んできて、ブーメランのように
全員なぎ倒していきますから。
あそこでは、「えぇー!? うそー!」と驚くより、「便利やなぁ」って思えばいいんでしょうか? やっぱ中国、香港映画にはまだ慣れてません。
一番突っ込みたかったのは、最後の戦いのシーンなんですけど、
なんで風景が秋だったのに、急に冬に変わったんでしょう。
数ヶ月戦っていたっていう事?
紅葉綺麗やなぁって思ってたら、いきなり雪降り始めて、その直後吹雪ですよ。
えぇー……、ここも触れたらあかんのかなぁって思いましたね。
まぁ、褒める所と言えば、前作の「HERO」と同じく、映像美でしょう。
色の使い方は、本当にうまいですね。
あ、でも今回は「HERO」よりは観れました。
僕は、結構ベタベタな恋愛ものは、好きなんで、一応は観れましたね。
だから、「HERO」よりは、少し点数が高いです。
けど、やっぱストーリー重視の評価なんで、そんなに高くはないです。
やっぱ、僕は中国、香港、韓国など、アジア映画は好きになれませんね。
つい笑いと捉えてしまって、突っ込んでしまう。
アンディ・ラウの服に〝捕〟っていうマークが書かれているんですけど、
縄で縛られている時に、〝捕〟っていう字を見ると、どうしても笑ってしまう(笑)。
あと、最初の追撃シーンで、馬がものすごくこけてるんですけど、
あれは、「こかされて、かわいそうやなぁ」とか、「うわ、あのこけ方はさすがに痛いぞ」と、馬の心配をしてました(笑)。
そういう意味で観ると、おもしろかったりするんですけど、本当にアジア映画が好きな人にとっては、「真面目に観ろ」と怒られそうなんで、それ以上は弄りません。
でも、映画の観方は人それぞれなんで、こういう観方の人もいるぞ、という事です。
★★★★☆☆☆☆☆☆
チャン・イーモウ監督作品で、テイストは、「HERO」だったんで、観るのは躊躇っていたんですが、昨日テレビでやっていたので、観ました。
まぁ、感想を一言で言うと、チャン・ツィーのプロモーション映画ですね。
あれ一本、観れば彼女を好きになるっていう。
ストーリーも、まぁベタベタなんですよ。
金城武が、チャン・チィーを連れ出して、味方のふりをするんですけど、
一緒に逃げているうちに、情が湧いて、恋をしてしまうっていう。
しかも、チャン・ツィーが、盲目で、実は目が見えていたっていうオチも、その前年に公開した北野武版「座頭市」でやられてますからね。だから、日本で公開して失敗だったんじゃないですか。あ、「座頭市」パクってるって思った人が何人かいると思います。
まぁ盲目が実は見えていた、というオチもベタにはなってるんですけども。
あと、やっぱアクションシーンとかは、あれはツッコんだら駄目なんでしょうね。
完全に重力を無視した戦い方してますから。
しかも、今回、結構小ぶりの剣を飛び道具として、投げるシーンがいっぱいあるんですけども、完全にウルトラセブンのアイスラッガー状態なのが、すごいですよね。
360度敵に囲まれて、絶体絶命のピンチの時に、ナイフが飛んできて、ブーメランのように
全員なぎ倒していきますから。
あそこでは、「えぇー!? うそー!」と驚くより、「便利やなぁ」って思えばいいんでしょうか? やっぱ中国、香港映画にはまだ慣れてません。
一番突っ込みたかったのは、最後の戦いのシーンなんですけど、
なんで風景が秋だったのに、急に冬に変わったんでしょう。
数ヶ月戦っていたっていう事?
紅葉綺麗やなぁって思ってたら、いきなり雪降り始めて、その直後吹雪ですよ。
えぇー……、ここも触れたらあかんのかなぁって思いましたね。
まぁ、褒める所と言えば、前作の「HERO」と同じく、映像美でしょう。
色の使い方は、本当にうまいですね。
あ、でも今回は「HERO」よりは観れました。
僕は、結構ベタベタな恋愛ものは、好きなんで、一応は観れましたね。
だから、「HERO」よりは、少し点数が高いです。
けど、やっぱストーリー重視の評価なんで、そんなに高くはないです。
やっぱ、僕は中国、香港、韓国など、アジア映画は好きになれませんね。
つい笑いと捉えてしまって、突っ込んでしまう。
アンディ・ラウの服に〝捕〟っていうマークが書かれているんですけど、
縄で縛られている時に、〝捕〟っていう字を見ると、どうしても笑ってしまう(笑)。
あと、最初の追撃シーンで、馬がものすごくこけてるんですけど、
あれは、「こかされて、かわいそうやなぁ」とか、「うわ、あのこけ方はさすがに痛いぞ」と、馬の心配をしてました(笑)。
そういう意味で観ると、おもしろかったりするんですけど、本当にアジア映画が好きな人にとっては、「真面目に観ろ」と怒られそうなんで、それ以上は弄りません。
でも、映画の観方は人それぞれなんで、こういう観方の人もいるぞ、という事です。