高校生の息子にと思って買った本
活字を読めない子ではないが、人から与えられた本はなかなか読む気がしないのは自分でもよく分かるので、抵抗の小さい漫画にしてみた
まずは自分で読んでみた
自分に刺さった
まさに息子に伝えたかっこと
ここ数年、もしくはずっと自分の中にあったモヤモヤが書かれていた
子供の頃から他人の敷いたレールの上で頑張ってきた
会社でも人の評価で出世が決まる
そんな人生を何十年も歩んでいると、自分が何者なのか分からなくなる
やらなければいけないことは多々あるが、やりたいことは?と問われると戸惑ってしまう
15年ほど前、サーフショップを営む知り合い
の方にサーフィンを教えてもらったことがあったが、一日遊んだ帰り際に、朝、死んだような目だったけど、大分戻ったねと言われたことを今でも思い出す
今会ったら、もっと心配されるだろうか
息子には資本主義の奴隷にはなってほしくない
お金に縛られると本当の幸せが掴めなくなる
決めるのは自分だが、決める前に知っておいてもらいたいこと、それが書かれている良書
書店でふと手に取った本
書かれていることを全面的に信じていいのかどうかはわからないが、いろいろと勉強になった
我々は子供のころから農家は収入が少ないので補助が必要と教育されてきており、結果、多額の予算が肯定される下地になっているらしい
確かにそうなのかもしれない
ただ、どこかにお金が落ちる仕組みというのは、多かれ少なかれ自分も恩恵を受けていることが絶対あるはずなので、それが完全に悪いとは言えないし、言わない
でも、ウクライナ侵攻や台湾有事の懸念もあり、本当に有事が起きた時に食料に困らないようにはしてもらいたい
自分の実家にも田んぼがある
高くはないが固定資産税と用水路の負担金がかかるのと、農協に耕作を委託しているので、収支はトントンかマイナスだろう
それでも自分の実家の田んぼはまだ米を生産しているが、近所には、継ぎ手のいない小規模な田んぼが荒れ地になっているのをよく見かける
こうした田んぼをどうしたらいいのか、正直答えはわからない
年2回の発刊、気づけば19巻まで来た
登場人物が亡くなった
3年生まで話を引っ張るための策なのか
作者の常套手段ではあるが、正直うーん
コロナやご自身の年齢など、いろんなことが人の死に対しての感覚に影響を与えたのか
そんなことを思いながら、ラフに戻る
なんだかんだ言っても、やっぱり、あだち充作品は最高