備忘録

忘れないための頭の中のメモ帳

批判に対する対応の仕方

2024-09-28 00:00:00 | 
  • 自分に対する批判が当たっている場合は、それを受け入れ、「自分を向上させる方向に使えないかどうか」を検討してみることです。

 

  • もう一つは、「批判に対して傷つきすぎない。傷を長く引っ張らない」ということです。これを引っ張り過ぎることは罪であり、暇な証拠です。もっと前向きなことや積極的なことを考えていれば、いつまでも、そんなことにこだわってはいられないものなのです。

 

  • 九十九パーセントの人は、あまりにも小さなことや、どうでもよいようなことのために、悩んだり、苦しんだり、喧嘩をしたりしています。

 

  • 人というのは、家庭内の些細な出来事や、職場でのちょっとした行き違い、他人のちょっとした言葉や行動などで傷つくものです。

 

  • 「今、自分が悩んでいることは、つまらないトリビア(瑣末事)である」と見抜いたならば、トリビアはトリビアらしく、扱わなければいけません。「ゴミ箱に捨てるべきものは、ゴミ箱に捨てなければいけない。それを、宝物のように、後生大事に持っていてはいけない」ということです。

 

  • 悩みのうち一パーセントは重要なものでしょう。それについては、しっかりと考えなければいけませんが、九十九パーセントは、取るに足らないものなのです。

 

『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ

 


傷ついたことを長く引っ張っている人は、ある意味で暇人

2024-09-28 00:00:00 | 
  • 小さなことにこだわり、傷つき、それを長く引っ張っている人というのは、ある意味で、暇人です。そう言われると、もっと傷つくかもしれませんが、実際に、そのとおりです。暇なのです。

 

  • 「何年も何十年も、人から言われた言葉で悩むことができる」というのは、暇な証拠です。忙しい人には、そのようなことで悩んでいる暇などないのです。

 

『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ


一晩寝たら忘れてしまうだけの胆力を

2024-09-28 00:00:00 | 
  • 「傷つきすぎない」「その傷を長く引っ張りすぎない」ということが特に大事です。「傷を長く引っ張ることは一種の罪である」ということを知ってください。

 

  • 一方、自分を傷つけた相手の方も、「言い間違えた」「傷つけた」と感じていることがあります。しかし、「悪いことを言ってしまったな」と思っていたとしても、これがなかなか謝れないものなのです。

 

  • たまには、「あのときは、ごめんなさい」と謝るチャンスが出てくることもありますが、そのチャンスを逃してしまうと、もはや謝ることができません。つまり、こちらが傷ついている姿を見て、向こうが傷つくこともあるのです。

 

  • やはり、一晩寝たら忘れてしまうだけの胆力をつけることが大事です。「そのようになろう」と努力して思っていれば、だんだんそうなっていきます。

 

  • 自分に大きな目標があり、それに向けてしなければならないことがあるならば、小さなことにこだわったり、くよくよしたりするのは、マイナスです。

 

『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ


「批判の矢」を受けても傷つきすぎないことが大切

2024-09-28 00:00:00 | 
  • 「あまりにも傷つきやすく、それを長く引きずるということ自体が、一つの罪である」と思うようになりました。

 

  • 相手は、それほど深く考えずに言っている場合もあります。

 

  • 「そのときの事情や、その場の雰囲気で、たまたま思いついたことを言っただけだ」ということも数多くあるのです。

 

  • それに対して、十年も二十年も傷を引きずるということであってはいけません。

 

  • 相手も、「十年も二十年も苦しめてやろう」「一生苦しめてやろう」なとど考え、そこまで狙って、矢を打ったわけではないことが多いのです。

 

  • お互いに、普通の人間であることが多く、必ずしも聖人君子ではありません。そのため、相手の言葉を真に受けて傷つくのは避けられないにしても、やはり、一晩寝たら忘れてあげなければいけないでしょう。そういうレベルのことが多いのです。

 

  • 例えば、批判が出た際に、リーダーとしては悶々と苦しむでしょうが、そういう批判のなかには、実は、甘えて言っている場合もあります。つまり、自分の思い通りにならないことが許せず、その気持ちが甘えに転化して、自分の上席にある者への批判になったりすることもあるわけです。

 

  • したがって、批判を深刻に考えすぎてはいけません。まったく無視してもいけませんが、深刻に受け止めすぎてもいけないのです。

 

『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ


「自分を飛躍させる芽」は批判のなかにある

2024-09-28 00:00:00 | 
  • 会社の人間関係で、いろいろと苦しむことはあるでしょうが、「他の人からの批判は、全部が全部、間違っているわけではない」ということは知っておいたほうがよいと思います。

 

  • 特に、自分に対する批判の中には、自分をもっと素晴らしい人物へと飛躍させていく芽が潜んでいます。要は、その批判をうまく汲み取って、自己改善の方向に持っていけばよいのです。

 

  • 重要な人物になればなるほど、今まで批判されなかったようなことでも、批判されるようになります。例えば、フォロアー(部下)であれば批判されないことでも、リーダーになると、批判されることがあるのです。

 

  • 特に、女性の場合、リーダーという立場に立ったならば、本来、女性として言われたくないようなことまで、言われることがあるでしょう。

 

  • リーダーというのは、そういう立場です。地位が上がっていけば、必ず、いろいろな人からの不満や批判を受けるようになっていくのです。

 

『ストレス・フリーの幸福論』 第1章 ストレス・マネージメントのコツ