90個作った

本日同居人からご下命があり、餃子を作った。

その数90個。

店の手伝いをしていた時並です。

そのうえ用意してあった餃子の皮が足りなくなって、具が余りました。

『具饅頭にするからいい』

晩メシのオカズは餃子と具饅頭になりそうです。

この餃子を作るという行為、問題は味です。

一番難しい塩加減、焼いて食べてみるまで分からない。

悩ましいのです。

それを90個作らせるとは。

ま、スーパーの総菜の餃子も値上がりし、具材の野菜も外国製(チャイナ)が多くなってきましたから、安全性の観点からも自家製に軍配が上がります。

作るときだって何回も手を洗ってマスクをし、具をこねるときには手袋(ビニール)着用。

これだけ完璧に作って美味しくなかったらマズいことになります。

餃子を作りながらワイドショーを見ていたら、『ノロウイルス』を取り上げていました。

嘔吐や吐き気っていうワードを聞きながら餃子を作っていると、次第に気分が悪くなってきました。

ノロは塩素系漂白剤以外の消毒液は効かないし、吐しゃ物が乾燥するとウイルスが宙を舞って感染します。

カーペットなどに吐しゃ物が付着すると、上辺を拭った後に乾燥し、その上を歩いた際に乾いたウイルスが舞い上がって感染源になったという話を以前聞いたことがあります。

ノロウイルス物語 1.ノロウイルス発見に隠された苦難の歴史 - 一般財団法人 東京顕微鏡院

これを読むとノロウイルスは歴史が浅く、そもそも食あたりなので昔は「腐ったものでも食べたんじゃね」で済まされていた可能性がありますが、おおもとはカキなどの貝からということです。

高齢者などがノロにやられると脱水症状となり、場合によっては命を落とすこともあるので注意した方がよさそうです。

同居人が昨年の、暮れも押し迫ったとき、保険証をなくされた上にインフルエンザももらってかかりつけ医から帰って来た際に蟷螂がせっせと飲ませたのは白湯とポカリです。

ただポカリは若干甘味があるのでなかなか受け付けなく、白湯が一番有効な飲み物でした。

ちなみに蟷螂に感染しなかったのは、完璧な隔離と栄養状態に気を付けていたからでしょう。

狭いマンションで共同生活しているのですから、うつって当たり前、ましてや看病をしていたらうつらない方が不思議です。

同居人がトイレに立った時は、マスクをして後をついていき、触れたと思われるノブやレバーをアルコール消毒しました。

これは万一同居人がコロナやノロに感染した時にも使えます。

もっともノロの場合はハイターになりますから、室内が塩素臭くなるので要注意です。

しかしここまでノロが蔓延した理由のひとつには、観光立国の号令で、訪日する外国人観光客の増加があるのではないでしょうか。

それでもコロナよりは致死率ははるかに低いというので、開発中のmRNAワクチンなどを軽々に接種しない方がいいような気がします。