韓国で新規感染者数が大きく制御されているというニュースに接しました。
新規感染者は2桁だそうです。
一方わが国では相変わらずの右肩上がり、このままだと高齢者がバタバタ倒れ、ニューヨークも真っ青な状況になってしまうでしょう。
昨日も吉祥寺などは若者であふれ、みんなで感染しあおうぜという風潮です。
なぜ、日本と韓国にこれほどの差が出ているのか、少し考えてみました。
ひとつにはドライブスルー方式のPCR検査でしょう。
徹底して検査をし、患者の発生個所を特定できるアプリまであります。
どこが危険個所でどこが安全か一目でわかります。
日本は、特に東京ではもう病院や介護施設以外の場所で発生した個人レベルの感染者は詳細に報道されません。
また故意ではないかと思えるほどに頑なにPCR検査を拒みます。
そうすれば感染者は万単位にはなりません。
韓国では長幼の序を重んじる、両親や祖父母、一族を大切にする儒教の思想が浸透していることも考えられます。
高齢者を大切にする思想が若者の行動を抑制しているのです。
イタリアも同様です。マフィアのお国柄、一族は血の繋がりで結束されているので、こちらは韓国とは逆の意味で感染が広がったのでしょう。
なので『一族が大切ならば両親や祖父母の家に近づかないようにしよう』とアナウンスされて以降、一気に収束へ向かっています。
一方、日本の若者は、高齢者を年金を食いつぶす害毒のように考えています。
特に団塊世代を目の敵にする傾向にあります。
新型コロナウイルスに感染しあって自分たちの年金を守ろうという意識があるのか、はたまた高が知れている遺産を早めに手にしたいとでも考えているのか、とにかく商店街は若者であふれかえっているようです。
そして帰宅して両親祖父母に感染させる。
未必の故意なのではないでしょうか。
いずれにしても日本人には敗戦後、アメリカナイズされた誤った個人主義や自由主義が浸透し、近年は『自分さえよければ他人はどうなってもいい』という風潮がネット社会のあと押しもって蔓延しているので、このままでいけば新型コロナウイルスが日本で終息するには、1年はおろか3~4年はかかるでしょう。
また、未必の故意の犯罪を防ぐためにも、警察は昼夜を分かたず取り締まるべきだと思います。
フランスの許可証方式が一番よいのかもしれません。