国民の意思なので、前回の選挙で『子供手当て』という名の餌をばらまいて釣り上げた『政権与党』という釣果はなかなか手放しそうにない。だが、乗り込んでいる船はそうとう民意という荒波に揉まれている。船長が第一頼りない。また、『船頭多くして船山に上る』の例え通り、政権はその行き先が定まらず、民意とは解離した方向へ向かっている。ようするに穏やかな海を探してさ迷っているかのようだ。その海は、在日外国人参政権という名の穏やかな入江かもしれないが、そこに民意はない。民意の荒海を乗りきってこそ船長の手腕が奮えるのだが、支持率20%台の菅政権では、『政権与党丸』は転覆することは目に見えている。波を鎮めるには、『解散総選挙』という台風の中に一度政権は揉まれるべきだろう。仮免許の船長ではたちまち船は海の藻屑と消えることは必至だが、間違えても自・民連立などして、張り子の泥舟を作るとどうなるかは、民意はよく知っている。しかし、解散総選挙はいま現在の民意であることは間違いない。
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