蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

晩婚考

2018-06-02 23:40:28 | 徒然
和歌山の資産家の高齢者が亡くなり、事件かどうかが捜査されています。そもそもあのお年で人生の最期を連れ添う気になれるものでしょうか?近く亡き愛犬の葬儀を盛大に挙行する予定だったとか。葬儀の前に結婚ですか。愛犬が虫の知らせにはならなかったのでしょう。
出生率が右肩下がり、そもそも論で結婚しない派の人口が増えているのが現状ではないでしょうか?蟷螂の周囲にも何人か、独身者がいます。愚弟、甥っ子、90歳で死んだオジキ。愚弟は5日で66歳、甥っ子は34〜5、これから結婚となると晩婚ということになります。必然的に相手は年下になり、愚弟に至っては、晩婚業の女にはめられそうです。
錦糸町で前年末にしこたま飲んだ大学時代の同級生がいました。13年も前の話になります。無口な男だったので翌年、電話の一本もないのを、便りのないのは無事な証拠と決め込んでいた11月、喪中のハガキが一枚舞い込みました。差出人の名を見ると、見知らぬ、それでいて苗字が同級生と同じです。夫が7月に死んだので、年賀は欠礼すると書いてあります。蟷螂は腰を抜かしました。まず、結婚のけの字も前年末には話していませんでした。慌てて読売勤務の同級生と駆けつけると、5月に結婚し、7月に死んだということでした。朝、胃が痛いと言って、車で大学病院へ送ってもらったら、院内で検査の途中に倒れて絶命したそうです。それほどの資産家というわけでもありませんでしたが、読売勤務の同級生と顔を見合わせて、『やられたな』と話し合いました。彼はまだ55歳でした。結婚したばかりで医者にかかるのは恥だとでも思ったのでしょうか?『なぜ』があまりに多い彼の死に方でした。晩婚は文字通り『結婚は人生の墓場』なのですね。
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2 コメント

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脇の甘い方でも死んではネ (ふかさん)
2018-06-03 13:32:27
蟷螂さん
和歌山のドンキホーテの死の報道には驚きました。55歳年下の嫁でしたっけ。自分は資産家でそれを見せびらかし、命を狙われる可能性は考えなかったのでしょうか。殺人事件だと、小説の様ですね。残された資産はどうなるんだろう?とゲスの私なんぞは思ってしまいます。和歌山に寄付ということになすのかナ?
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Re:脇の甘い方でも死んではネ (蟷螂)
2018-06-03 18:19:45
和歌山の方は兄弟が大勢いるみたいなので、山分けですね。私はクスリをカプセルに入れて、精力剤と言って飲まされた可能性があると邪推します。ま、下衆の勘ぐりですが。人は幸せの頂点にいる時ほど用心しなければならない。それがたとえ小さな幸せでも。とつくづく思いました。
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