密閉予防で最近窓を開ける機会が多くなりました。
でも蟷螂家はお二人さま、別に換気なんかしなくても、同居人が感染したら心中です。
5月は窓を開け、背中を日光に当てて甲羅干ししていました。
コロナは紫外線に弱いと聞いているし。
すると気になることが発生しました。
下町の工場が立ち並ぶ一郭なので騒音には慣れているのですが、階下から小児の叫び声が頻繁に聞こえてきます。
『ギャー』
とか、
『イャアー』
とか。
『キィー』
とか・・・
虐待?
嫌だなぁ。
もし虐待だとしたら警察にTELかな?
でも、虐待じゃなかったらこっちが変に勘ぐられるし・・・
様子見で管理会社にTELと決め込んでいました。
ところが、今日は一段と酷い叫び声が空間に反響しています。
親だって大変だろうに。
今日は日曜日だから在宅しているのかな。
男児と女児の兄妹のようです。
マンションの裏手はセットバックになっているので、隣のアパートとの間に空間があり、階下の音が反響します。
一時、階下からリコーダーの音が聞こえてきて、小学校で習っているんだなと微笑ましく聞いていました。
『ポーポー』
鳩が泣くような音です。
それがやがて『ポーピーポー』となり、ある年の秋、突如『ピッ、ピッ、ピーシャララッ』と、フルートの音がコンサートホールのようにセットバックの空間に響き渡りました。
こりゃたまらんと、管理会社に依頼して音源を特定し、注意してもらいました。
『防音しながら奥の部屋で吹かせていたのに』
後日、その部屋のオヤジがぼやいていましたが、家族には心休まる音楽でも他人には騒音、そういう神経がトラブルの原因になるのです。
保育園や幼稚園の隣の家はたまらないだろうなぁ。
前が学校や公園でも、日当たりのよさと引き換えに静寂を放棄することになるので、マンションを購入する際には十分注意したほうがいいと思います。
一応、ICレコーダーに子供の叫び声を録音しておき、管理会社と相談します。