蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

サミット

2016-05-15 01:42:22 | 徒然
チャイナが台頭してきたいま、先進七か国とはおこがましい存在になったサミットが今月末に行われる。今年の目玉は、戦後初めてオバマが広島を訪れることだ。蟷螂はそんなめんどくさいことを言わず、サミットは広島で行うべきだったと今でも思っている。世界で初めて核爆弾を落とされた場所へ落とした国のトップが行く。これで初めて日米の戦後が終わったといっても過言ではないだろう。だが、アメリカには依然として、核兵器が戦争を早期に終結させたと考えている市民が多数存在する。もし、日米が逆の立場になっていたらどうだろう。日本の核開発の方が早く進み、一発でもアメリカに核兵器を使っていたら、世界はどうなっていただろうか。アメリカの方が早く核兵器の開発が成功したから今の世界の繁栄があるのではなかろうか。そういう意味なら、核開発競争にアメリカが一歩先んじていたことが、人類史上の大不幸中の小さな幸いと言えなくもない。一見無用のような核兵器だが、映画で度々取り上げられる小惑星の衝突回避には核兵器はなくてはならない存在だ。まだ、地球以外の惑星で、人類が生活できそうなものがない以上、地球を守るための核兵器は必要悪と言えるのではないだろうか。たとえば、アメリカでは銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すのだから銃規制が一向に進まない。それならば、核兵器が戦争を起こすのでなく、人が核兵器を使って戦争を起こすと考えれば、やはり世界から核兵器はなくならないだろう。サミットへ来た各国首脳は、広島へ全員がいってもらいたいも値だ。
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