優待のビールが届いた。
蟷螂家は夫婦でキリン株を所持しているので2箱。
一時は3000円をつけていたキリンも色々あって2000円まで下落したまま動きません。
キリンさんは会社員時代にお取引があり、社員の皆さんとも雑談が弾んでいいイメージがあるので株は手放せません。
新しいもの好きなので、今回入っていたシルクエールはもう試し飲みしています。
アルコール度数は5.5%。
豊潤は6%。
一番搾りは5%。
豊潤が一番美味いと思っていますが、アルコール分が一番高いから当たり前か。
今夜はこのところ好調を維持しているタイガース打線にあやかって、白星が今後も続くように、シルクエールをいただきます。
今日もスカイAで見ました。
コンポで音声を流せないから物足りないけれど、見られないよりましです。
大勝しそうなので元タクシードライバーにLINEを入れた。
今夜は美酒を飲めそうだと返事がありました。
やはりスカイAで見ているのかな。
東京のタイガースファンは地上波はもちろん、BSでも観ることができません。
元ゼロ戦のパイロットをしていたオジキも阪神ファンでした。
慶應の経済を出て海軍に奉職し、大戦時は霞ヶ浦で飛行機の操縦教官をし、終戦間際はB29に迎撃をかけましたが、勝負にならなかったようですが、撃墜できたかどうかは聞いたことがありませんでした。
三鷹の祖母はよく、久我山の高射砲がB29を撃墜した光景を見たと話してくれましたが・・・
神田鍛冶町生まれのオジキがなぜ阪神ファンになったのか理由を聞いたことがありませんでした。
反骨精神が旺盛だったのかもしれません。
教官時代に何人もの教え子を特攻で次々に戦死させたことへの贖罪意識から権力(巨人)が嫌いになった?
アンチジャイアンツの人でもありました。
それは今は亡きかかりつけ医の先生も同じこと。
特にタイガースが巨人に負けた時の先生の診察は『荒れに荒れて』、怖いほどの幽鬼が漂っていました。
子供が待合室で騒ごうものなら、『うるさいっ!』、『やかましい!』、『泣かすな!』と診察室から大声で怒鳴ったものです。
そういう先生なので、幼いころからタイガースファンだった蟷螂とはウマが合うどころか、特別診察をしていただいていました。
近くに居酒屋ができると常連になり、マスターもタイガースファンに引き込みました。
お酒が入ると終始笑顔、診察室の先生とは人格が180度違って別人に見えました。
まだ三途を渡っていなかったら、一緒に六甲颪をうたってどんちゃん騒ぎができたのにと思うと残念ですが、人はいつかは死ぬものです。
ゼロ戦のパイロットをしていたオジキに、亡くなる少し前に遺言として聞いたことがありました。
『特攻をどう考えていたか』と。
『怖かったよ』とただひと言返ってきましたっけ。
辛いひと言だったと思います。
それを家内が3分の1、残りを私がいただきます。
本当のビールを飲んでいたらダイアベート一直線でした。
なにしろ親父が糖尿でしたから。
妻はズ~と「のどごし ZERO」ですが、私は今「淡麗プラチナダブル」に浮気しています。