妻が医者へ行くというので、付いていく。少し時間に余裕を見て行ったが、午後の診察開始まで20分もあるのに先客がいた。それに、我々のあとにどんどん人が並んでいく。結局扉が開いて院内に入った患者は30人ほど。中には小学生の娘をつれた母親まで。小学生は別室で待機していたが、医者に呼ばれて診察室へはいると、「出たね」と声が聞こえた。インフルエンザらしい。こちらも身構える。この冬を予防接種をせずに乗りきろうとしている私にとってはインフル患者は天敵だ。かけていたマスクを思わず顔に押し付ける。妻が当該医院にかかりはじめて1年くらいになる。今回は妻がいつもの血圧の薬を処方してもらいに行くというので、私も臍の乾せんを診てもらい、ついでに胸のしこりも触診してもらう。私は父と母の兄が男性の乳癌で手術している。事情を話すと医者の顔つきが変わった。「珍しいなぁ」と一言あったが、しこりは見つけられなかった。次に来るときはマジックで丸を書いてきますと言って辞したが、なんとも薄気味の悪さが残った。妻も、血液検査をして、すい臓を調べると言われた。もはや団塊の世代も、持病世代になったか?それにしても、二人で行って薬もたらふく出て3000円は安い。私の内科のかかりつけは、診察と薬で一人5000円は下らない。値段で医者の腕を決めるのは良くないが、あれだけ患者で溢れているところを見ると、コストパフォーマンスがいいのかもしれない。
最新の画像[もっと見る]