蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

サンバ渋滞に巻き込まれる

2024-09-15 15:44:12 | 徒然
今日は幼馴染でベーゴマ仲間、本当に仲が良かったシゲちゃんの17回忌なので橋のたもとの寺院へゴー。
ん・・・駒形橋のたもとがメチャ混んでいる。
信号6回くらい待ってようやく渡れたけれど、雷門の前のあたりにパトランプをチカチカさせた大型車両が群れを成している。
『なんだろう』
付き合ってくれた同居人が不安そうな顔になります。
ようやく渡れて雷門の横の交差点を通りかかると、さらに物々しくなって笛の音が聞こえてきました。
『おっ、サンバだ』
そうです。今日は浅草には似つかわしくない『サンバカーニバル』の日だったのです。
『サンバは8月末だろうに』
蟷螂は少しムカつきました。
だいたい浅草っ子に相談なしに始まったサンバカーニバルですが、すっかり地元に根を下ろし、いまや三社祭以上の人出に!
雷門通りの横を通ると警備車両の間からミニスカガールが笛を鳴らしながらバトンを振って群れていました。
この分だと焼鳥屋は予約の客で満員だろうなぁ。
ようやく群馬ナンバーのトロトロ走る鬱陶しいバスがいなくなるとガラガラです。
40キロの速度制限を守りながら南千住へ差し掛かると再び警備車両が現れ、威勢の良い掛け声が聞こえてきました。
まただよ~。
素盞雄神社の祭礼の神輿に遭遇して再びトロトロと走らせました。
それにしても最近の神輿は行儀がいい。
警官の指示に従ってスムーズに運航しています。
ようやく目的の寺にたどり着き、門をくぐると人が群れていて、なかなか線香をいただけません。
『なにかありましたか?』
少しイラついた蟷螂が待っていた男性に聞きました。
『いま、タクシーを呼んでいただいています』
え!
若いんだからタクシーアプリ、使えよ。
足を引きずっている老婆に難しいことを要求しています。
とりあえずシゲちゃんの墓へ行くと、誰かが来たような気配がありました。
ふむ、命日には誰かが来たんだ。
シゲちゃんのオバさんも眠っています。
彼岸を兼ねての墓参かもしれません。
『田原町が無事終了しますように』
オバさんによ~くお願いしました。
うっそうとしているお寺の中は風が抜けないため、暑く、冷風扇が役に立ちました。
サングラスをしてマスクをかけて冷風扇を首に巻いている蟷螂は相当の不審者と思われていたんでしょう。
墓を辞して外へ出ると、一団はタクシーアプリで車を呼んだっぽかった。
車へ戻って橋を渡りぐるぐる回ってまた橋に戻ってサンバに巻き込まれないように帰宅する途中、地上げされた同居人の土地をサーチ。
ふむ、まだまだ建ちそうになさそうだ。
もしかしたら隣とそのまた隣も買い取る交渉をしているっぽい。
かなり大きなマンションになりそうだけど、蟷螂の目の黒いうちには無理だろうなぁ。
そして橋を渡るとマリオカートの集団です。
不吉な予感が走ります。
そして幹線道路に出てくると、え・・・また規制だよ。
今度は牛島神社の祭礼にぶち当たりました。
それも6号線を遮断しています。
路線バスなんかも大回りさせられて、運転手は不満そうだけど、一番迷惑しているのは、大回りさせられたところのバス停で降りる予定の乗客ではないでしょうか。
1時間で済むはずの墓参が2時間半かかってぐったりです。
それでも今週は同居人の眼科通院、騒音対策の理事会、彼岸の墓参と盛りだくさんで、おなかいっぱいです。
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