株価の下げが止まらない。
メディアではみんな口をそろえて『ブラックマンデーを上回る』と言っているけれど、値下がり幅のパーセンテージは上回っていません。
で、下げ続けている原因を探ってみると、
1、植田和男の0.25%利上げショック
2、急激な円高ショック
3、カクトラショック
4、米国の雇用統計下押し
5、アメリカの金融緩和
6、9月のキッシーの総裁選
アメリカの景気も鈍化し始めている。
intelの下げがキツく、その上無配に転落した。
台湾加権指数も下げている。
半導体が絡んでいるんだろう。
蟷螂のお小遣いのすべてを入れているポートフォリオは真っ赤になったけど、SBGを売却した時のキャッシュはまだ手を付けていない。
チビチビ安くなったNTTをNSAで拾い続けています。
今日、NTTを拾ったらさらに下げて最終的には少し戻した。
余りに急激すぎる株安と円高に戸惑っているトレーダーもいるはずです。
これまでの利益をすべて吐き出した?
それでいいのです。
これまでの市場が平和で安定しすぎていたのです。
ウクライナとガザはキナ臭く、いつ世界に飛びしてもおかしくないのに、日米の株価が上がり過ぎていたのです。
すこし物価の上昇にセーブがかかるから、程よい為替レートなのかもしれませんが、もし130円台まで突っ込むと、厄介なことになるでしょう。
いまなぜ円高なのか?
それは高止まりしているエネルギー価格にあるからです。
原油だってロシアとウクライナの戦争以降高値に固定されているし、もし中東の火種が拡大すれば、一段の原油高が見込めます。
そのうえ今年はコメが高い。
早場米は5キロ2800円だそうです。
ほんのわずかしか株に入れていない同居人が、カンラカンラと笑いました。
『さて、ポチポチ安いところを拾うか』
我が家の家計は夫婦で完全に別勘定。
互いの財布は見せません。
こっちはネット証券とネットバンクですが、同居人は完全に窓口派。
一度『り〇な』へ行って口座を開こうと相談したら、『ではメールアドレスを教えてください』と言われ、敢然と席を蹴ったほどのハイテクオンチ。
なので株も某証券会社と、電話で取引しています。
一般投資家の最大の関心事は、いつまで下がるかということでしょうが、格言の一つに『上げ三日、下げ三日』があるということもあるので、どうでしょう。
勿論ウリポジ派は、更なる急降下を祈っているのでしょうが、カラ売った株は買い戻さなければなりません。
バブル崩壊時だって、カラ売りでしこたま稼いだ輩もいたのです。
あのケネディ家も、世界大恐慌時にさる筋から情報を得て空売りで財を成しています。
明日『壬寅』の高島易断は『後場は前場より好調』とあります。
果たして下げ止まるかどうか。