4月1日からかかりつけ薬局とか言う制度が始まり、『お薬手帳』を持ってこないと薬代が少し高くなるという。蟷螂のかかっている皮膚科はクリニックから直で薬が出るので、お薬手帳なんていうまどろっこしいものはない!かかりつけの内科の隣の薬局は、これまで一度もお薬手帳など、もっていったことはない?大体、高齢者にあれを持ってこいこれを持って来いなどと、お上に指図されるいわれはない。そんなことをしていたら、うちの中がお薬手帳だらけになる。医者が薬を出さなくなって久しい。蟷螂の周囲で医者が薬を直で出しているのは皮膚科と耳鼻科だ。皮膚科は内科も兼ねていて、同居人が血圧の薬を処方されているが、お薬手帳等出ていない。『あの先生のところ、お薬手帳はどうするんだろう?』と、同居人は不安そうな顔をしている。高齢者を不安にする制度を作ってどうする。お薬手帳を忘れて支払う金額はわずかかも知れないが、高齢者にとっては金額の多寡ではなく、この先どんどんエスカレートしていく医療制度に不安を覚えるのだ。我々だって好んで団塊世代に生まれてきたわけではないのだ。今の若い者には高齢者をいたわる気持ちなど微塵もなく、自分達の支払う年金を我々が食い潰しているとでも思っているようだ。不快な気持ちは収まらない。
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