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Sunset hills

byサントス

フッコの飲ませ釣り

2009-01-20 23:28:02 | old times
釣ったフッコを家で捌くと、
あんまり腹の中から出てくるのは
イソメ類しかいない。
居着きなのかな?

今まで釣ったフッコはどうやら
腹を減らしていたのはわかりますが、
あんな大きな魚体をしていて
イソメを数匹飲み込んで満足しているとは
とうてい思えません。

小腹をすかした時
スナック類をよく食べますが、
一時的なものです。
主食にはなりえません。
たとえスナックで腹を満たしても
主食のない生活は続けられません。
そんな生活を続けると
人間も魚も決して健康ではいられません。
人間の場合には意思を持って
食べないこともありますが、
より本能で生きている魚は
腹が減ったらエサを口にすると思います。

運河で釣りをする地元の人を見ていると、
イソメを釣ってハゼを釣り、
釣ったハゼを活かしておきます。
その後、ハゼを針につけて泳がし
飲ませ釣りをしています。

楽しそうです。

アオイソメを房掛けにして
何時間とアタリがないときも
背掛けにしたハゼを泳がせると
すぐに反応することがあります。

魚も学習するので、
針の付いたイソメを敬遠しているのかもしれません。

バチ抜けのシーズンが近く始まります。
水温が上がりだす頃ですから
あと1・2ヶ月かです。
このときばかりはイソメ類も魚にとって
大量のタンパク源になります。
メインディッシュになります。

水温が上がり小魚が増えてくると
ベイトがメインディッシュになります。
ルアーの反応もよくなります。
飲ませ釣りにいい季節になってきます。

あるとき本牧海釣り施設で、
イワシ狙いでサビキを出していたら
5センチ程度のイナっ子がまざって掛っていました。
イワシだけを外してイナっ子をそのまにして
仕掛けを再投入しました。
イナっ子が泳いでくれればいい誘いになると
仕掛けを放置しました。

イワシの群れはその後しばらく反応なく、
今日はもうだめなのかなとあきらめていました。
元気だったイナっ子も随分と弱っていました。
それで水面から1メートルぐらいのところで
イナっ子を泳がせますと、
波の上下で誘いがかかった感じになり
竿を引っ張るような強いアタリが出ました。
20センチほどのセイゴです。
スケールの小さな話ですが、
結果的に飲ませ釣りになったようです。
この頃は飲ませ釣りを知りませんでした。

今年はまだ竿を出していません。
ハゼが釣れるのはまだ先の話ですが、
去年の反省を踏まえて、
新たにチャレンジしてみたい釣りですね。

湾奥にもヒイカやシリヤケイカがいるようですので、
こちらはイワシか何かを針につけて
ウキ釣りもしてみたいです。
こちらは飲ませ釣りではなく抱かせ釣りになりますが、
ともに泳がせ釣りの応用みたいなものですね。

もう一つ試してみたいのは
食わせダンゴ釣りです。
ピンポン球より小さな練エサを針につける釣りです。
へら釣りのバラケ餌より少し硬くしたぐらいで、
粘土のような硬い練りえさでないです。
紀州釣りのような釣りではないです。
少し水深のあるところでやってみたいですね。

色々とやりたい課題はありますが、
すべてをこなすことは出来ません。
自分でやって味噌ってな感じです。
今年の釣りはどうなるのでしょうね。

8月に舞鶴へいく予定もありますが、
まだまだ先のことです。
少し温かくなって気が向いたら釣りへ行きたいですね。

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