アカシアの蜂蜜

仕事をしていて嬉しいことがたくさんあります。
辛い事もありますが、辛さに自分が埋もれてしまうより
良かった出来事をなるべく記憶にとどめるようにしています。

仕事の紹介をもらったりすると嬉しいのですが、
こういうことはほとんどありません。
調子の悪い機械が随分元気になると
お客さんも喜ぶし、自分も喜べる。
リピートの仕事を頂くと、
また懸命になるわけです。
一限さんの仕事もいいですが、
お付き合いのある仕事っていいですね。

お付き合いが長いと、
色々とお客さんからの頂き物もします。
お弁当であったりお菓子や果物であったり、
まじめな話ですが
「婿養子に・・・」
なんて話も過去に何度かありました。
もちろんサラッとかわしましたが
そういう話に乗っていたらどうなっていたことでしょう。
所詮、レバタラの話です。

最近、頂きもので嬉しかったのは
「アカシアの蜂蜜」でした。
お客さんの親戚に蜂蜜農家がいて云々という話で
お客さんも毎年使い切れないそうです。
ボトルこそラベルしていないものの
かなり上品な味です。

ただ、下手の料理好きとはいえ
大量の蜂蜜を１人で使うわけではなく
実家に送りました。
帰省のさいにその蜂蜜を使って
金柑をつけてもらいました。
ボチボチ味が染み出して
いい感じになってきました。

サラッとした甘さでありながら
甘味そのものがフルーティで
金柑のエキスがさらに香りを増して
お湯割りで飲むとこれまたいい感じです。
市販の安い蜂蜜とはぜんぜん違いますね。

心温まる飲み物です。

お客さんにも仕事にも蜂蜜にも感謝です。

ありがとうなテイストにありがとう