TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

10センチのスピーカー

2008-12-04 02:52:00 | old times
デジタルアンプを組み立てたのには
いくつか理由があります。
いざ組み立ててみて発見することも多々あります。

シールド線を使っていないので、
蓋をしないとノイズを拾ってしまいます。
ホーンから「サー」って言う音が聞こえて
やっぱりかと思いました。

普段作っているゲインの低いアンプと違って、
はるかにゲインのあるアンプです。
これは困ったもんです。
こんなもんだとあきらめかけていましたが、
やるだけやってみようと手をかけてみました。

ちなみになんかの電磁波があるみたいで、
携帯電話やコードレスホンが
ノイズを拾って通話できなくなることもあります。
アンプの信号線を手で触ると
ラジオになることもあります。
外的原因と内的原因、
二つが重なりますとちょっとしんどい。

それで今回、チェックしたところは
シャシのアースが取れているか、
はたまたループになっているか、
電源が浮いていないか、
信号線が電源に近くないかなど
基本的なところをチェックしてみました。

するとアースがループになりそうなところや、
なれないシャシの加工を修正する為に
部品を取り外してヤスリでバリ取りしたり
大忙しでした。

電源のアースが浮いていたり
テスターで測ると色々と見えてきました。
信号線を電源からずらして
とりわけできる事をしてみたら
ノイズもなくなりました。

余計なノイズがなくなると
音もずいぶんと生き生きしてくるのです。
当然のことですね。

20ワットの非力なアンプと
1ワットの力感あるアンプじゃ
後者の方を選択しますが、
その話題はおいときます。

スピーカー付きアンプ(ラジカセ風アンプ)は
もう作らないと思っていましたが、
訳ありで製作しました。

スピーカーはカーステレオ用のものです。
ツィーターがついて見栄えがよく
2個で3000円程度と普段使っているスピーカーの
約2倍の金額です。

ツィーターがある分高域よりの音がします。
とにかくコンパクトに作ろうと低域を
犠牲にしているのですが、
低域の痩せ方はある意味仕方ないです。
されど高域が伸びた事により
なんかラジカセっぽい音に聞こえてしまいそうな
そんな部分もありますね。

コレだったらいつものスピーカーを使えばと
思ってしまうのですが、
耐入力が低いので使うのを断念しました。

エージングがかかるにつれて
低域の存在感も若干出てきたのは嬉しいことです

10センチのスピーカーでも
バックロードホーンとか
しっかりと設計すれば
低域もそれなりに堪能できるのですが、
卓上アンプではそうもいかないですね。

それはそれで善しとして、
ちゃんと音が鳴ってくれたことに
「ルネッサーンス!」
です。

このスピーカーはひょっとして
ツィーターが無い方が
ナチュラルな音を楽しめるのかもしれないですね。
すると見かけの低域が聞きやすくなるように思いました。

 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。