TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

バッファーアンプ

2008-12-26 23:48:10 | old times
ギターの出力電圧は0.04~2.0Vと様々です。 
ギターの出力電圧に関係するものは受けて側の
負荷インピーダンスに影響します。

オーディオならば一般的に3~5倍で
(時には10倍、それ以上もありますが)
カップリングしていきます。
とはいえかなりあいまいであり、
高域の減衰やノイズ、発振など
様々なファクターがからんできます。
またfの中心値をずらしたり、
個性あふれる音作りの基本は変わらないにしろ、
ギターアンプとオーディオアンプでは
すすむべきベクトルに違いがあるように思います。

ギターのピックアップの出力インピーダンスは7~15kΩくらいです。
一方ギターアンプの入力インピーダンスは500kΩ~1MΩくらいです。
フェンダー、ギブソンの古典的な回路から伝統的に
ハイ、ローの入力系統を持たせてあり。
当初はピックアップの出力の関係で
アンプ入力側の負荷を大きく2系統にする
必要があったと思われますが、
現在はエフェクターを数機種介して
アンプに接続する用途が多いため、
入力インピーダンスの設定や解釈も
違ってくるものと思われます。

入力の負荷抵抗もそうですが、
ギターの出力電圧に大きな差がありますので、
バッファー回路を設けてゲインを稼がないといけないです。
終段の出力が5ワットであれ100ワットであれ、
入力するデバイスによって3ワット出るものと
30ワット出るものが存在すると、
集団で演奏する時には困ったことになります。
したがってギターアンプの入力には
バッファ増幅回路が設けられることが
一般のようであります。
また、バッファ回路を応用して
ディストーションが得られることで
もっとも古典的なエフェクターにもなりそうです。

もう少し勉強しないとね。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。