TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

やはり

2013-07-16 02:01:31 | old times

昨日は午後から都心部へと足を運ぶ。

なれない都会のどまんなか。

料亭が立ち並ぶ。

 

場所は秘密である。

 

そのむかしこういう所で

「お代官様、お近づきの印に・・・・。」

「越後屋、お前も悪だのう・・・。」

「それともうひとつ手土産がありまして・・・。」

「これはこれは可愛いもんじゃ、近う寄れ近う寄れ。」

「やめてください」

「ははは、嫌がることはない。」

「あれ~~」

 

なんて想像する。

扉がとつぜん開いて、

「オイオイオイオイ、」

「お主は誰だ」

「遊び人の・・・・オメェらの悪事、この桜吹雪がすべてをおみとおしだい」

 

「北町奉行、遠山左衛門の・・・」

中略

「あっ、金さん」

「裁きを申し付ける・・・」

 

痛快な時代劇、

きっとこういう場所が舞台になったのか。

 

暑さに体も頭もヘトヘトです。

連日35度近くの気温、

たまのオフの日には体が床に張り付いてしまう。

なんか時代劇みたいに痛快な出来事がないだろうか。

そう願う小市民である。

 

嫌いなものが好きになる。

そういうこともある。

基本関西人の私にとって、

うどんは大切である。

透き通った出汁、喉越しのいい麺。

東京の立ち食いうどんは上京した頃美味しくもなかった。

そんなにお金を持っていなかった頃、

駅前の立ち食いは腹を満たすのに必要だったが、

出てくるうどんを美味しいと は感じなかった。

一方でそばは関西よりうまいと感じた。

関東はうどんよりそばの文化圏と思うようになった。

根本的に出汁のとり方が違う。

ここ数年でこちらにも地粉のうどん、

つまりは武蔵野うどんが流行るようになった。

讃岐うどんブームの裏プームのような感じで、

地味ではあるが徐々に増えている感はある。

 

武蔵野うどんはゴツゴツとした食感があり、

プルンプルンした讃岐とは一線を画する。

最初食べた時には太切りのそばという感じで、

素朴な味わいがわからなかった。

別にそばの味がするわけでもないが、

とても偏見を持っていたのは事実である。

けれどなんだか最近ははまっています。

 

昔の人が「黒い汁のうどんは食べ物じゃない」

なんて言っていたが、

上品に取られた黒い汁に

ゴツゴツとした味わいの地粉の麺の組み合わせは

なかなか美味しいものと感じるようになりました。

立ち食いでもいい味を出しているところもあるが、

座って食べれるお店で食べると

感じが違うのでしょうね。

そういやたまに立ち食いにも入るが、

昔のことを考えたら随分と美味しくなったような気がします。

 

最近は暑過ぎで、

簡単に食べられるそうめんを毎日湯がいています。

昔のように量が食べれなくなったことに気がつく。

ただこの時期はそうめんをつるっと言うかズブズブというか、

のどごしを味わいながら食べたいものです。

 

今週は少し気温が下がるみたい。

少し体が楽になりそうです。

 

http://youtu.be/8plN2GdxQe0


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