TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

やはり

2008-08-18 00:38:11 | old times
帰省のさいに家族と
わずかな時間でありながら
釣りが出来たことに感謝しています。

甥っ子、姪っ子たちも
慣れない釣竿とリールを持って
せっせと頑張ってくれました。
わずかな収穫とはいえ
自然相手に立ち向かった経験は
大切にして欲しいものです。

スズメダイ、タカノハダイ、
メゴチ、ハオコゼといった
普段はスーパーや魚屋さんに
並ぶことのない魚も
きっといい思い出にと願うばかりです。

子供の頃2メートルほどの竹竿を買ってもらい、
セル浮きに噛み潰しとハリを付けて
釣りをした記憶があります。
オイカワやフナ、カジカなどを釣りました。
子供の頃に遊んだ場所は
護岸整備もすすみ面影も変わりました。
事故防止のために川底はフラットになりました。
川の上流まで住宅が開発されて
水も随分と悪くなりました。
ブラックバス、コイ、フナ、ナマズ
といった魚がいるようですが
清流に住む魚はどうしたのでしょう。
昔、家族でバーベキュウを行った渓谷に
近年連れて行ってもらったのですが
川は汚れてドブの臭いがします。
昔はここで投げ釣りの仕掛けを放り込んで
型のいいオイカワが釣れました。
冗談のような本当の話です。

本格的に釣りをするようになったのは
社会人となって数年してからのことですが、
子供の頃の経験がなければやってなかったでしょうね。

「魚はダイエーにいる」と言った甥っ子も
6年生となり、空手の道場で鍛えたらしく
たくましくなりました。
全力で腹にパンチを入れさせると
30分ほど痛みが消えなくなりました。
自分が体力的なピークをすぎたこともありますが、
子供の成長の早さには驚かされます。

彼に使っていない竿とリールをプレゼントしました。
といえど竿は数度出したきり、リールに到っては新品です。
いつか釣りを覚えてくれたらいいと思っています。

solas条約で釣り場として黙認されていた場所も
随分と入れなくなりました。
企業敷地も安全義務の観点から入れなくなった場所もあります。
漁港なども立ち入れない場合もあります。
残念ながら自由に釣りをする場所は
年々減ってきているように思われます。
残念なことですがしかたありません。

小さな魚を釣ることも感動ですが、
やはり理性の奥に潜む本能的な部分は
数を釣って楽しむか、
型物を釣って楽しむかでしょうね。
プルプルという手応えは
いつも楽しいものです。
けれど竿を出せなくなったら
そういうことは言ってられなくなります。
気軽に竿の出せるいい釣り場は
これからも残って欲しいですね。







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