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ベニエとフリテッレ、厳密に言えば違うのでしょうが、まぁいいか。
西洋のフワフワ衣の天ぷらをフリッターといい天ぷらは和食だと、
学生の頃のアルバイト先で教わったことがある。
フリテッレとフリッター、語源的にも近いので納得する。
ベニエは初めて聞いた言葉です。
ドウ(広義でのパン生地)を揚げたものをベニエというみたい。
トーナッツもドウにナッツが乗ったものということらしい。
詳しくはしらないが、
野菜や料理を包んで焼いたり揚げたりと、
知らぬ料理は数知れずです。
蒸す・焼く・茹でる・揚げる。
それぞれ加熱するという意味合いでは同じでも、
仕上がりは全く異なったものになります。
皮の厚さが違っても、切り方が違っても
別の呼び名になることがある。
そうめん・ひやむぎ・うどん・きしめん
分類上はうどんではあるが、
それぞれに違った歯ごたえやのどごしがある。
食の楽しいことをよく思いついたものだと思う。
今より食べる選択肢が少なかったことから、
少しの工夫によって食感の違いや味わいを変えて
楽しまれたのだろうと思う。
天ぷらも古くから日本で食されていたが、
天ぷらという言葉が一般的になったのは江戸時代のこと。
言葉の語源はポルトガル語ということだが、
西洋圏の言葉でテンプル(教会)に近いのも
向こうの国の文化的背景があるのかな?
小麦や油や砂糖、
当時はどれも貴重だったはず。
日本で言うお供え物に近い意味があったのかもしれないですね。