コンベクションの力を知るために、
基本に戻って焼いてみた。
生地には余計なものを入れないで170度で30分。
焼き上がりはほぼ2倍まで膨れる。
焦げることを前提としてアルミ箔をせずに焼いてみた。
焼き割れもせずカマボコドーム状にきれいに膨らむ。
火はほぼ均一に入っていると思われる。
以前だと10分を過ぎたあたりでアルミ箔をかぶせないと
焦げというより炭上になるまで表面を焼いていた。
ガスに比べて火力が弱いといわれる電気オーブンだが、
170度でも焦げ付かさずに火を通してくれる。
若干の黒ずみは仕方ないとしても、今までの比ではない。
焼き割れすることの利点は余計な水蒸気を逃がしてくれることだが、
見た目が少し悪くなるのが欠点となる。
フラットに焼けてくれれば見た目が良くなるはずなのだが、
そのことで今回は新たなる課題を発見してしまった。
焼き縮みである。
ふっくら焼けていたはずなのだが、
竹串に隙間ができるぐらい縮みができてしまった。
焼き時間が少し短いのか考えさせられる。
生地の弾力はサクッとした感覚で、
この辺も以前とは違うところである。
一応フィンガーテストをしてみた。
押しつぶしても元に戻ってくれるのだが、
以前ほどもっちりとした感覚はない。
おそらく以前は軽くスチームがかかるように
焼いていたことが原因だと思う。
温度を上げるか時間を長く取るか、
色々と考察はあります。
スポンジを平らに焼きたい。
少し遠い話なのかな。
平らに切ってしまえばいいのでしょうが・・・。