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Sunset hills

byサントス

コレからが大変です。

2008-09-30 22:57:42 | old times
実をいうと

半田付けが苦手なんです。

これから作る部分は
部品と配線をつないでいく部分が
主な作業内容になってきます。
その他やらなくてはいけない部分も
多々残っています。

半田付けが苦手なのは
ちよっと致命傷かもしれません。
どんだけやっても上手にならないのですが、
やっていくしかありません。

一気に組み上げれば
残りの作業も1日ぐらいで
出来るのでしょうが、
仕事をやりながらの作業ですと
日中は留守ですので
帰宅後、段取りを整えてから
再び作業にはいります。

部品がないと作業は中止です。

そして仕事の合間をみて
秋葉へ部品を買いに行き、
再び組み立てます。
これの繰り返しです。

時間も労力もお金もかかっています。

キットを組み立てたら
完成も早く、間違いも少ないです。
安心、安全でなおかつ
特性も整っています。
子供の頃にいとこに聞いて大笑いしたのですが、

「きっと出来るのがキット!」

だそうです。
このいとこのお兄さんですが、
兄弟そろって手先がきようであります。
戦艦のプラモデルもきれいに
色を塗ります。
戦闘機のプラモデルは
セメダインを乾かすのに1週間、
その後はパテを塗り、乾かすのに1週間。
1週間かけて磨きを入れ、
さらにペイントも部分ごとに塗装するので
乾くまで1週間です。
耐水ペーパーで磨きを入れて一週間乾かす。
そして最後の組み立てを行って、
翌週、ケースに入れて仕上げます。

30年以上前のことですが、
なかなか凝った趣味です。
忍耐も必要ですね。

戦艦のプラモデルって
昔よく組み立てました。
といっても乱雑な組み立てです。
出来上がると水に浮かべたくなるのが
子供の好奇心です。
電池を入れてお風呂で浮かべます。
30分もしないうちに沈没です。
スクリュウの回転軸の防水に
グリスを入れるのですが、
まだ暖かさの残るお風呂のお湯では
グリスが溶けてしまうことなど想像できません。

そんなときいとこが、
「プラモは組み立てる楽しみと、鑑賞する楽しみがある」
といっいたのを覚えています。
子供心にはそういう言葉は残っても
理解が出来なかったですね。

いとこが組み立てる船のプラモは
すべてウォーターラインのモデルでしたね。
ボトルシップなんかも当時やっていたみたいで、
ピンセットで部品を入れて中で組み立てていくのですが、
不思議な世界を教えてくれました。
バルサモデルの飛行機も手がけていたみたいで、
その一つ一つがとても精巧に、忠実に作られていましたね。

現在ヘタクソながらアンプを作っていますが、
そういった言葉が少しだけわかるようになりました。
作っている時の楽しみも苦痛も、
後になればすべて思い出になるのでしょうね。
昔はプラモぐらいしか遊びがなかったといえば
そうかもしれませんが、
趣味の極みの域には
まだまだぜんぜん遠いですね。
またそれでいいのかも知れません。

仕事とは全く関係のないことをやって
ストレスの解消をしているのかもしれません。
けれど仕事はきっちりとシナイとね。

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