TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

夏といえば・・・

2013-07-28 22:42:18 | Talk to myself 2013

むかしむかしあるところに

 

おじいさんとおばぁさんが住んでいました。

 

おじいさんは山へ芝刈りに、

 

おばぁさんは川へ洗濯に行きました。

 

おばぁさんが川で洗濯をしていると

 

川上の方から何やら小さなスイカが流れてきました。

 

「まぁ小さなスイカだこと。持って帰っておじいさんと一緒に食べよう。」

 

そういっておばぁさんは洗濯を早々済ませて家に帰ったとさ。

 

おじいさんはあまりにも暑いので、

 

とっとと見切りをつけて家に帰ったとさ。

 

おじいさんが家に着くとおばぁさんが、

 

「おじいさん、川で仕事をしちょったら小さなスイカが流れてきた。」

 

「ほう、これはうまそうなスイカじゃ。さっそく割ってたべよう。」

 

早速、おばぁさんはまな板と包丁を持ってきて

 

流れてきたスイカに包丁を入れたとさ。

 

「おじいさん、このスイカ硬くて私の力じゃ割れんよう。」

 

するとおじいさんは

 

「わしがやってみよう。」

 

おじいさんが渾身の力を入れてもスイカは割れません。

 

「ばぁさん、今度は二人でやってみよう。」

 

こんどは二人で力を合わせて割ってみましたが、

 

包丁がスイカの皮に刺さったところで止まってしまった。

 

「わしらの力じゃ割れへんの~。」

 

「じいさん、わしゃほかにやることあるから、猫の手でも借りとくれ~。」

 

あきらめたばぁさんがその場を離れようとすると、

 

何やらスイカの中から変な声がしてきました。

 

「な~んやそれ、猫に手はあらへんで~。4本とも足や~。」

 

二人はスイカの中から聞こえる声に驚いて

 

腰を抜かしてしまいました。

 

しばらくして二人は落ち着きを取り戻しましたが、

 

スイカの中からは相変わらず声が聞こえてきます。

 

「な~んや、これ、いてててて」

 

「ばぁさん、中に人がおるぞ~。」

 

「じいさん、中におるの~。」

 

二人でスイカの割れ目を見ていると赤い汁が流れてきました。

 

「な~んや、これ」

 

あっけにとられる二人にスイカの中の人が言う。

 

「ち~や」

 

二人はスイカの裂け目に手を入れてスイカを割ることにした。

 

「せーの」

 

スイカが割れると中から親指に「ち」の文字の入った絆創膏を貼った

 

大木こだま師匠が飛び出して、

 

「そんなんチッチキチーやで~。」

 

と言ってどこかへ行ったとさ。

おしまいおしまい。

 

暑い夏、スイカは小玉より大きい方がいい。

 

おおきこだま、

名前に大きいと小玉が入っていた。

意味が違うがまぁいいか。

 

お~さむ~、お~さむ~、お~さむ~、オサムちゃんで~す。ドント欲しい。

古いCMのギャグでした。

 

少しは涼がとれたかな?

今年初物のスイカです。

小玉は真ん丸で包丁を入れる快感があるが、

食べるのは大きい方が食べ応えがある。

スーパーで大玉の八割を買ってくる。

 

昔からスイカを食べるときに塩をふる習慣があるが、

個人的にはあまり好きではない。

子供のころからそう教わってはきたが、

塩をふったスイカを美味しいとは思わなかった。

最近になってその理由がわかる。

純度の高い食塩だと不自然な塩辛さが

スイカの味そのものを悪くしていたのではないかと。

そこで岩塩をふって食べてみた。

これがとてもおいしい。

まぁつまらないことなのかもしれないが、

少し納得する。

 

あっ、トリコとワンピース録画するのを忘れた。

まぁいいか。


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