TOKYO BAY AREA 

Sunset hills

byサントス

今日は・・・

2017-07-13 23:21:35 | Talk to myself 2017

朝から嫌になるような現場ではあるが、

仕事を選ぶことなどもってのほかである。

季節も選べない。

室内空調と言えど天井裏は熱がこもりまるでサウナである。

点検口を開けて計測から始まるのだが、

こともあろうに結線が間違えて設置されているため

テスターですべての確認から始まる。

仕事の準備とトラブルシューティングに約1時間ちょっとである。

作業納品を終えた頃にはシャツはビショビショである。

予想はしていたが半端じゃない。

次の現場へ移動している間に車のエアコンで乾かすも、

独特の臭いに着替えを持ち合わせていてよかったと思う。

 

悲しいことに飲めば飲むほど汗で流れる。

早く夏が終わらないかな。

汗をかけることが健康かもしれない。

そう言い聞かせるしかない。

ゆっくり出来る時間があるのなら、

また滝の写真でも撮りに行って涼みたいのだが

なかなかそういう時間も持てない。

 

最近、駐車場に面したアパートの1歳半の女の子が

毎朝見送りで手を振ってくれる。

最初はただボッと立ってみていただけだが、

ようやく笑いながら手を振って送り出してくれるようになった。

嬉しいものである。

 

眩い光に包まれ笑う

幼いわが子を見てると

穢れのないその目に映った景色は

明るい希望にあふれてた。

振り向けばそこには見慣れた街が

朝日にさらされていた。

そんな俺を育てたみなしごの街

涙の港があった街。

 

遥かなる故郷 柳 ジョージさんの1曲である。

じんわりと暖まる歌である。

話は少し変わるが、ジョージさんが無くなって何年たつだろうか。

最後のライブ、吉祥寺へ行ってから何年たつだろうか。

アコースティックバージョンの曲を歌っていた。

いつものギラついた重厚なサウンドではなかったが、

ジョージさんの声には泣けてしまった。

髭を剃ったのを知らなかったので初っ端は面食らったのだが、

そこにはジョージさんがいた。

少ない人数でのセッションだったがとても感動した。

ライブを終えた後の事だった。

ステージから記憶に焼き付けるかのようにジョージさんが

ゆっくりと集まったファンをひとりひとり見ていた。

それが自分にとっての最後だった。

でも心に残る曲は今でも聴いている。

ギターでも弾くことが出来ればいいのだが、

あいにく何年やっても上達しない。

でもそれでいい。

それがいい。

それでいい。

 


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