全世界1300万部!「Fit for Life」を要約すると
ナチュラルルハイジーンに従って、三つの原則に沿った生活スタイルを送ることで、永遠に健康的な身体を手にすることが出来る。
「フィット・フォー・ライフ」健康長寿には「不滅の原則」があった!
作者:ハーヴィー・ダイアモンド,マリリン・ダイアモンド,松田麻美子 翻訳
●ナチュラルハイジーンの3原則
原則一:食事の70%は水分の多い食べ物を摂取する
原則二:一度に二つ以上の凝縮食品(果物、野菜以外)を食べない
原則三:果物は胃の中が空の時に摂取する(朝 ?)
●ナチュラルハイジーンの3サイクル
ナチュラルハイジーンとは、人間本来の「補給・同化・排泄のサイクル」のことを言う。
補給:正午~午後8時まで (昼,夜)
同化:午後8時~午前4時まで (深夜)
排泄:午前4時~正午まで (朝)
著者はこのサイクルの中でも、飽食の現代においては特に排泄のサイクルが重要だと力説している。
排泄の時間帯は、毒素の排泄にエネルギーを集中させるため、莫大なエネルギーのかかる消化プロセスを発生させないため、何も食べないことが望ましいとしているが、果物ならば、消化の負担が少なく、さらにエネルギーへの転換が早いため、排泄のサイクルのエネルギーにもなるため、好きなだけ食べても良いという。
消化に要するエネルギーは、水泳以上の重労働と心得よ
■原則一:食事の70%は水分の多い食べ物を摂取する
人間の身体の70%は水分で構成されている。そのため、食事もそれに伴って、同じ比率の食事が望ましいそうだ。そして、水分は、水やミネラルウォーターからではなく、生きた水、つまり、食物に含まれている水分を摂取するのが良い。
■原則二:一度に二つ以上の凝縮食品(果物、野菜以外)を摂取しない
人間の身体は二つ以上の凝縮食品(肉、魚、穀物、乳製品等)を、胃の中で同時に消化するようには作られていない。特に、タンパク質と炭水化物を一緒に摂取するとタンパク質の酸性の消化酵素と炭水化物のアルカリ性の消化酵素が中和していしまい、胃の中で充分に分解されずに、腐敗と発酵が進んでしまうそうだ。
そして、著者は以下のように述べている。
最も理想的な消化とは、一回の食事につき一つの凝縮食品を摂ること。
凝縮食品を野菜と一緒に摂ることが望ましい。
■原則三:果物は胃の中が空の時に摂取する
果物は食べてから、20~30分で胃の中を通過する消化のエネルギーが著しく低く抑えられる食品である。
しかし、食後や他の食べ物と一緒に摂取すると、胃の中に留まってしまい、腐敗と発酵が進んでしまい、エネルギーに転換できなくなってしまうのだという。