どこか行きたいところある?
・・・彼女に尋ねることがあります。
たいてい、無いって返ってくることが多いけれど
この日は久々「うーん・・・」って含みを持った。
2022年3月20日。
私は午前中に「桜並木の観察」で「独り自由時間」を使う。
お昼に彼女と合流する約束をしたが
午後は彼女の「自由時間」があってもいいじゃないか。
この日の「どこか行きたいところがある?」は
いつもとは意味が大きく違っていたのだ。
だからかどうかはわからないが
彼女も「うーん・・・いまじゃなくてもいいんだけど・・・」ってかなり言葉を濁した重い口を
・・・やっと開いた。
それは昨年の暮れからだった。
どこか行きたいらしい。
でも、急ぎじゃなくていい。
けど・・・一人じゃ・・・行きにくい・・・
どうやら、私も興味はあるらしい場所。
そばの道は何度も通ったことがあるらしく
でも、衛星写真などには一切出てこない・・・
そんな話を聞いて、行かない!・・・なんて私が言うわけないでしょw
詳しく場所を聞けば、なんと! 地元から1時間以内。
場所は、お隣の茨城県。
この時は翌3月21日まで「まん延防止等重点措置」の期間中。
ちょっと躊躇もしましたが
どうやら穴場っぽいところで「密になりにくい」ようなので
よし! まずは行ってみよう! ということに。
国道293号線・栃木県の那珂川町から、久々の越境・・・茨城県へ。
途中、道の駅等を寄り道して
いざ、そこへ。。。
実は、彼女も「中へ入るのは初めて」なのだ。
昨年、彼女の知り合いが先に入って「多くの謎」を残して帰ってきたそうで
彼女自身は昨年の暮れ、クリスマスの頃に「イルミネーションが点灯」しているところを通りがかりに見つけて、その位置だけは覚えていた、とのこと。
だから、私も、すぐに衛星写真でおおまかな位置を把握し、無事たどりつくことができたのだ。
・・・・・・
それにしても・・・
駐車場はどこかわからない。
ごく普通の民家が・・・すごいことになっている。
確かに謎。
確かに「女性一人では」恐ろしい・・・かもしれない。
恐る恐る敷地内へ入ると
主と思われる男性が駐車場所を誘導してくれた。
停まってすぐ、空を飛ぶ「トラ」を写していたら・・・
「そっちじゃないでしょ」って彼女に怒られたw
主とちょこっと会話をして
撮影の許可をいただき
敷地内をウォッチング。
まずは入口から。
「美和古道」・・・これが店の名前らしい。
営業中の「のぼり」が中へ入れる目印らしい
ここをクルマでゆっくり入る。
(突き当り右の奥に1台分くらい停めるスペースがある)
茶色いスーモみたいw
よくみないと見つからないかな・・・これ
大日本人造肥料 株式会社ってw
もうなんとなくおわかりかと思いますが・・・民家でやってる骨董屋さんです。
「なか、見てみる?」
店主に案内されて、二人ともこの小屋の中へ。
靴を脱いでスリッパを借りて
よっこいしょ
おぉおおお
入ってすぐの右の棚には瓶のコレクション
奥にはマスコット類
これ見る?
・・・・彼女が「石に興味がある」というので
岐阜県の根尾谷から出た「菊花石」を
おぉおお
価格はすごい値段ですw
とても買えませんwww
何じゃこりゃ?
狭い小屋ですが、すごい収蔵数。
次は「母屋」へ。
左端から
あ、いまはおとなしいですけど
誰かが敷地内へ入ってくると、必ず吠えてくれる、優秀な番犬くんです。
(私も近づくたびに吠えられました)
けど、飛びかかってはこないのでご安心を。
玄関から中へ入るとこんな感じ
どこまでが売り物かがわからないw
母屋の右手には池が。
母屋と池の間を通り・・・
イルミネーションの跡
いまも点灯しているのかはわかりません。
なんだこれ?
母屋の後ろにも敷地は続いていて・・・
彼女は話を聞いて知っていた「ドックラン」も完備
この自転車は「吊るしあげ」ではなく・・・イルミネーションの装飾です
ほら、リサイクルショップって
大きな通りから見える、黒い小屋。
あ、ぐるっと一周はできないみたい
そうそう・・・
この広い道は私も何度も通ったことがありますわ。
でも・・・その時は・・・あの、黒い小屋は覚えているけど・・・そんなになっているなんて知らなかったな。。。
いつの間にか「美和古道」って看板出来てるしw
(以前、通った時は看板すらなかったのに)
彼女が去年の暮れに観た、というイルミネーションが
そのまま残されていました
(夜になると、サンタさんが輝いて見えたそうです)
足元に・・・いるよ!
ビーナスの目線の先には・・・?
池の中には、金魚と錦鯉がいるそうです。
お!
なかに居るのは・・・
偽物かーいw
なんか・・・花輪君の顔が・・・怖い
もう、どこまでが売り物なのかもわからないけど・・・
誰ですか?
・・・・
店主さんが常連さんと外でお話をしていたので
私もちょっとお話をしてみました。
聞けば、店主さんは他に自宅があるらしく、ここへは「単身赴任」で常駐しているそう。
元々、骨董が趣味で集めているうちに増え続け
10年前からは本格的に「買い付け」を開始。
古美術商(骨董商)の免許を取り、お店として始めたのは、まだ間もないという。。。
「5月3日がきて1年かな」
そう、2021年5月3日の開業。
そりゃ、グーグルにも載っていないわけだ。
「向こうにもあるから、観てきな」
言われたほうに歩いてゆくと・・・
この先に・・・
こんな広場が。
外へ出ると・・・
あ、スーモ!
牛さんの顔を正面から拝むのは・・・ちょっと難しいようで。
敷地の外、道路上に・・・これ
反対にもw
たいへん、すごいものを見させていただきました。
この日は、まず中身を理解することからだったので
そのまま帰りましたけど
また茨城県に来ることがあったときには
ちょっと寄っちゃうかも。
骨董品・リサイクル販売 「美和古道」
営業時間 (営業中の)ノボリが出ている時
定休日 ノボリが出ていない日(買い付け・用事がある日)
場所 詳細は非公表(通りかかりの際、見つけたら寄ってみてください)
価格 ほぼ値札は無いので時価のため、要確認
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