栃木県那須塩原市・大山公園（大山参道）の紅葉情報 第４週 2019.10.27 ①

今年は日曜日の天気があまりよろしくありません。

そのせいか、大山公園を散策する人はほんとうに少ないです。


まぁ、人は多すぎても困りものなので、これはこれで「独り占め」できていいのかもしれませんが。


本日ツイッターでこんな投稿を見つけました。


ツイッター「都市公園管理事務所」１０月３１日付


「１０月３１日現在、昨年よりも１週間くらい色づき具合が遅いようです」と。


テレビなどで「今年は紅葉が遅い」と聞けば、みな口々に口をそろえる。


実際に昨年の１年前の画像と見比べて見てくださいよ！


どこが１週間遅いのか？


どこをどう見て１週間遅いというのか？


とにかくがっかりです。


私は昨年の観察記録と１日のズレは生じますが同じ樹の同じポイントで比較ができます。



どうみても、遅い、とは言えない。


樹によって早かったり、遅かったりするものは当然あって


それでも結論は「総じて昨年と同じ」


極端に早くもなければ、決して１週間遅い、とも言えない。



何度も言いますが、マスコミの言う「今が見ごろ」は個人的な主観であって、総意でない。


あくまでも「最盛期」「ピーク」の目安であって、それが「ベストな時期」とは断言はできないのである。


たまにパッと訪れて、世間話程度に会話するなら、それでいいかもしれないが


公園の管理者が、単なる「イメージ」で語るのはやめていただきたい。


せっかくのＳＮＳである、写真を載せるなら、あいまいな説明はいらない。いまどうなっているか・・・


ユーザーが知りたいのはそれだけのはず。


私もそれを気をつけたい。


では１０月２７日の午前９時の大山公園の様子です。


気温は１７℃。風はなく穏やかなです。























































折れた枝はそのまま






















カンザン桜の黄葉



















ソメイヨシノ桜の黄葉

































































慰霊塔側の定点木





深緑ではなく、うっすらと黄緑色に変わっているのがわかります。



















あんなに紅かった樹があーら不思議









































































大きく空が見えてしまったのは悲しい。





ツチバチがこの日も数匹見られました


















こちらはオオモミジ





もう一つ落ちていた白い羽


いったい誰のもの？

































墓所側へ




















これから慰霊塔側へ折り返します








・・・・こんなところにも黄葉が。














墓所側定点木


























































































































































































再び定点木


















わかりますか？


カエデの葉は同じ場所であっても、色づきの速さは異なります。


それは日照・風当り、湿度、気温・・・様々な要素で変わってくるのです。


葉の表を見ても、裏を見ても


光の具合で、その見え方は様々。


それが紅葉の美しさ。


最盛期だから「最も美しい」かと思えば


観る人によってはそうではないかもしれない。


私が伝えたいのは「カエデそのものの美しさ」


色がいかに変わってゆくか


じれったく中々緑を脱しない葉もあれば


病気によって異常な発色をして散って逝ってしまう葉


時間を忘れてしまう大山公園の止まった時計を


みなさんにお伝えしたい


明日は「側道」からの２巡目です。