「もみじの葉が落ちる前に枯れていて異常気象を感じた」
そんなSNSの投稿を目にして、思わず失笑してしまった。
ある意味、平和だなって。
カエデの葉が落葉(らくよう)する前に枝についたまま枯れてしまうことは珍しくありません。
乾燥が続けば水分の供給が足りなくなり、葉は枯れるのです。
それは当たり前のことであり、カエデは枯れないわけではない。
定点観察をおよそ10年続けていますが、今年は前半の10月に枯れた葉がほとんど見当たらなかったことに
私は逆に驚きました。
台風の通過など、すっきりしない天気が続いたことが要因と思われます。
それ以上に、細かい枝がバッサバッサ折れてしまったのが枯れた葉が見られない一因にもなったのかと。
1週間ほど遅いと評された紅葉前線だって、”ケツ”は寒い冬にあたりますから、どこかで”マキ”が必要。
たとえ色づきが遅いカエデであっても、終わりはいつも通りに散るのです。
つまり、マキの状態である今こそが
カエデに落葉か枯葉かを選択させる時期、であると言っても過言ではありません。
それでも、まだまだ紅葉は続いています。
それをしつこく追ってまいります。
12月1日の最終章です。
ここ数日、関東地方・とくに茨城県・栃木県・千葉県を震源とする大きな地震が頻繁に起きています。
そうすると、こういう画像を「地震雲だ」って騒ぐ人が相次ぎます。
東日本大震災で被害を受けたものとしては、とても嫌なワードです。
地震雲は科学では現在・証明がされていません。
「ないとはいえない」・・・地震雲肯定派はそこを根拠に信者を増やしています。
雲で予知ができたら・・・みな預言者になりたくて地震雲を信じたがるのです。
でも、日本では毎日、震度0以上の地震は必ず起きています。
つまり、肯定派の考えを借りれば、「毎日、地震雲が見られます」ということになります。
ということは・・・予言にも予知にも・・・防災にも地震雲は役に立たない、むしろ
地震雲は「不安をあおる洗脳材料」にしかないのです。
もし、地震雲に恐怖を感じるのなら、いますぐ日本を脱出すべきです。
毎日、晴れれば、あなたの信じる地震雲は必ず見られます。
あなたの予知は当たります。
・・・なんて思ったりしますが、画像の雲は「飛行機雲」です。
この那須塩原市の上空は航路になっていて、この時間帯は必ず飛行機が見られます
(飛行機の機影が見えなくても、音が聞こえるはずです)
墓所側入口より
よく「人が写り込まないように撮るのがたいへん」という投稿を目にします。
当然ながら、写真には権利やプライバシーがあって
他人の承諾なしに撮るのは好ましくはありません。
しかし、私の画像はあえて、人の映り込んだものを使います。
それは
「人が多いのに、人がいないように見える不自然さ」を避けるため。
このブログはアートではありませんし、上手と褒められるためのものでもありません。
そこのある姿をリアルに伝えることが使命。
良いことも悪いことも、できるだけ明らかにする。
およそ10年。この2か月の散策はいろいろなことを考えさせてくれました。
当初とは見え方も変わりました。
押しつけ、ってよく叩かれましたけど、こういう見方もあるって主張しただけなんですけどね。
多くのカエデが伐採されたため、ここだけ太陽光がまぶしい
ずっと私が撮っていたのを後ろから見ていた男性。
動いたと同時に同じポジションから。。。
午前10時を過ぎて、駐車場は47台を記録。
気温は8℃と低いにもかかわらず、風がないことから、寒くもなく
地元の新聞の効果もあって、大盛況。
ちょっと薄い雲が広がってきましたが天気に影響はありませんでした。
最後に「シキザクラ」
花は少なくなりましたが
これから開花するものも
さきをいって「冬芽」も
ピークを過ぎた、ということもあって
大半が地元「那須ナンバー」
そして「宇都宮ナンバー」と「とちぎナンバー」
数台、他県ナンバーもありましたが近場のようです。
こんな感じで12月1日は終わり。
定点観察は実は・・・まだまだ続きます。
次は12月8日です。
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