栃木県那須塩原市・大山公園（大山参道）の紅葉情報 第２週 2019.10.１3 ②

台風１９号の影響は確実に大山公園にも観られました。


細かく枝が折れ、並木のトンネルから、いつしか青空が大きく見えるようになってきている・・・


毎週歩くたびに、そこが気になります。


このままでいけば、１０年後、大山公園の風景は激変していることでしょう。


おそらく並木のトンネルは観られなくなるかもしれない。


年々、台風や局地的豪雨によって枝は折れ続け、減り続けています。


以前、那須塩原市にと言わせたところ「捕植の予定はない」と明言されました。


カエデの樹１本植えるだけでも、たいへんな事だからです。


樹に高額な税金を投入することを私は望みません。



もちろん、世論の理解が得られないことは事実ですし。


ですが、「天然記念物」に指定された大山公園のモミジ並木


このままでいいのでしょうか。


台風１９号では甚大な被害が起きました。


まずは生活の支援を優先することは当然ですし、いま大山公園を語ることは慎むべきだと思いますが


大山公園のモミジ並木も、少なからず台風の被害を受けている・・・


そのことを知っていただくだけでも定点観察の意味があるのかなって考えています。


現状を伝えること。


それが使命なのですから。



・・・・・・








蝶が羽を乾かしています。


人が近づいても逃げようとしません。


でも、邪魔することはいたしません、遠回りに移動します。



















いまは非常に色づきのわかりにくい時期


緑から黄緑に微妙に変わっています。






















先発隊の葉が朱色に変わりつつあることと



果実の翼（翼果）が紅くなっているものがあって



遠くからだと、「今年は紅葉が早い」なんて思いがちですが、いまのところ通常通り。

















２巡目。



墓所側入口で折り返し






































大雨が降ると冠水する部分。


台風の名残です。































１匹だけセミの鳴き声



さらには鈴虫のような鈴々とした鳴き声が聞こえます。



姿が捉えられないのが残念
































コケが生み出す「人のような顔」














気温が１５℃を下回る日が増えてきました。


徐々に紫がやってきます






同じイロハカエデの樹なのに


この色の違い











慰霊塔側入口に戻り、観察終了。















最後にシキザクラ。



次は１０月２０日の訪問です。