僕はキャラクターデザインなどを趣味でやっている関係もあって、ゆるキャラは昔から結構好きだ。くまモンや、ふなっしーなど全国的に有名になったゆるキャラにより、すっかりご当地観光PRにおいて不可欠な要素として全国で定着したが、数多くあるゆるキャラの中でも、僕が特に好きなゆるキャラたちを紹介したい。
1) バリィさん (愛媛県今治市)
僕の田舎でもある今治市のゆるキャラ。いまばりからその名前を取って“バリィ“となっているが、トリで、来島海峡大橋をモチーフにしたティアラと、今治タオル製のハラマキに、造船の町ならではの船の形をした財布をハラマキにしのばせているのが面白い。かなり可愛い人気キャラクターである。
2) みきゃん (愛媛県全域)
同じく愛媛県全域のゆるキャラ。みかんと子犬の鳴き声の“キャン“を合わせた名前となっているので、犬である。色はみかん色で、耳はみかんの葉っぱ、しっぽにはみかんの花が付いており、完全にみかん満載の可愛いキャラである。愛媛県のPRが仕事にて、バリィさんよりもカバー範囲は広い。
3) ひこにゃん (滋賀県彦根市)
彦根市のゆるキャラで、ゆるキャラの中でもその歴史は長く、全国的に有名なゆるキャラである。彦根城には何度も仕事やプライベートで訪れているが、やっぱりひこにゃんがいないと話にならない。武士をイメージしたそのデザインはなかなか秀逸で、とても可愛い。
4) 武田菱丸 (山梨県)
山梨県のゆるキャラ。最強の戦国武将、甲斐/武田の武田菱をモチーフにひしまると名付けられ、武田信玄をデザインのモチーフにした甲斐犬。自分と苗字が同じであり、また武田信玄好きとしてはとても大好きなゆるキャラである。
5) さのまる (群馬県佐野市)
佐野市のゆるキャラで、頭には佐野ラーメンのお椀をかぶり、腰にはいもフライを刺している犬侍である。佐野も仕事やプライベートで何度か訪れているが、顔がキュートでかなり可愛いさのまるはかなりお気に入りのゆるキャラだ。
どのゆるキャラも甲乙付けがたい魅力がある。他にも全国には可愛いゆるキャラも多いが、中には“なぜこんなキャラになっちゃったの?”と迷走しているように見えるものもないわけではない。しかし、大体のゆるキャラはそれなりに可愛いデザインになっていると思うし、地元の魅力を詰め込んだものとなっているという意味でも、その観光大使としての活動は意義深い。
今回、弓削でまた新たなゆるキャラを発見した。かみりんというこちらのキャラは、弓削島が属する愛媛県上島町のゆるキャラで、漁師や釣り人が、かみりんに出会うと大漁になるとの言い伝えがあるらしい。海藻と桜の髪飾り、たてがみは穏やかな海のさざ波、レモン&たまみ飴ストラップの柑橘ポシェットを持っており、なかなか可愛い。
6) かみりん (愛媛県上島町)
また新たなお気に入りゆるキャラに出会うことが出来たのも、今回の愛媛旅行での収穫であった。