しかし、それもその筈、調べてみると井手上漠は男性として出生し、子供の頃は普通の男の子だったらしいが、幼少期に出席した結婚式で花嫁のドレス姿に一目惚れして以来、女の子らしいものに興味を示すようになったらしい。つまり性別上は男性なのだが、本人は“性別はないです”と語っており、まさにジェンダーレスと言える。
見た目にはとても可愛い女性にしか見えない。不思議なもので、とても美人な女優・タレントでも“男顔”だと思う人もいれば、逆にイケメン男子でも、フェミニンで美しい女性的な顔立ちの人もいる。そういう意味では、今の時代男性だとか、女性だとか決めつけるのは古いのかもしれない。
まさにそんな今の時代を象徴するかのような存在が井手上漠なのだろう。彼女は日テレのズムサタにも毎週出演いているし、フォトエッセイも出版し、大人気となっているのだ。
そして、どことなく僕の好きなビリー・アイリッシュにも似ているような気がしてきた。
井手上漠ちゃんの益々の活躍をこれからも楽しみにしたい！
