
当時自分の描いたブルース・リーの似顔絵が載った『ロードショー』は、長年大切に保管してあった筈なのだが、いつのまにか捨てられてしまったのだろう。その後何年の、どの号に掲載されたのかを覚えているわけもなく、全くわからなくなってしまっていた。
先日、1982-3年頃の『ロードショー』で、ブルース・リーというキーワードを手鰍ゥりに色々と検索していたところ、なんとなく見覚えのある表紙の『ロードショー』をメルカリで発見。当時は毎月購入していたのでその頃の表紙はどれも懐かしいが、僕が特に注目したのは1983年9月号。そして、どうやら『ブルース・リー似顔絵イラスト特集』は、やはりこの号であることに確信が持てたので、購入してみることに。そして、手元に届いた雑誌を確認したところ、その特集をついに見つけた!実に38年ぶりの感動的な再会であった。




そこには確かに自分の絵が掲載されていた!そうそう、こんな感じだったと思いながら、懐かしい自分の絵との再会に思わず感動してしまった。
それにしても、『ロードショー』自体がなんとも懐かしい。毎月、『スターベスト10』と題して、人気俳優ランキングが掲載されており、当時は洋画全盛だったが、その中でもハリウッド俳優を押さえて、ジャッキー・チェン人気が凄かったが、ブルース・リーがこの頃も2位に入っているのが凄い(『死亡の塔』公開や、リバイバル上映なども貢献していると思うが)。女優部門は当時フィービー・ケイツが1位で、ソフィー・マルソーが2位。この辺りも懐かしい顔ぶれだ。そんな中、2位に薬師丸ひろ子、10位に原田知世がランクインしており、健闘しているし、僕の大好きだったブルース・リー映画主演女優、ノラ・ミャオも7位に入っているというのも凄い。



今見ると、この中学時代に描いたブルース・リーはそう似てないし(笑)、あまり上手くも無いが、掲載されたことで思い出深い作品となった。その後もブルース・リーの絵は数多く制作した。



それにしても、38年ぶりに自分の絵が掲載された思い出の『ロードショー』との再会を果たし、感無量であった。
